全日本総合 2019



全日本総合の準決を観戦

今年も全日本総合バドミントン大会が駒沢オリンピック公園総合運動場で開催された。この場所は最寄り駅の田園都市線駒沢大学駅から徒歩で15分ほどのとろに位置している。

自分は仲間数人と一緒に自由席を予約して準決勝を観戦しに行った。

準決勝は土曜日で多くの来場者が予想されるのは十分にわかっていた。ただあまりに早く行っても待つのが辛いだろうからと、会場へは開場約1時間ほど前に着くように行った。

すると、まあ予測はしていたのだが結構な長い列になっていて、うーむ、これは座れるのか?と不安になるほど。

実際に来場すると、大きな混乱もなくわりとスムーズに席につくことができた。

ただし準決勝は決勝よりもトップ選手が全員集合するので、そりゃあ桃田選手や山口選手、奥原選手、高松や永松やフクヒロや、その他の有名選手の試合直前はほぼ満席状態で、人でごったがえしていた。

女子ダブルス 混戦状態の中での準決勝

さて、今、オリンピックレース直前で一番混戦しているのは、なんといっても女子ダブルスだ。

2019年11月末の時点で、世界ランクは2位がフクヒロ、3位が永松、そして4位が高松、という状態だ。

オリンピックは世界ランクトップ10の、ランクが高い順から2組しか出場できない。

おそらく最後のチャンスであろう高松は現在三番手。なんとしてもあとひとつ順位を上げたいはずだ。全日本総合はオリンピックのためのポイントにはならないが、やはり決勝にはコマを進めて、できれば優勝して弾みをつけたい。

高松が準決で敗れてしまった理由

準決勝は世界バドミントン優勝も果たして波に乗っている永松が相手だった。

4人のアップの状態をじっと眺めていたのだが、やはり永松は調子がよさそうだった。

実際の試合でも二セット目に見事逆転し勝利をもぎ取った。

しかし今回の高松が敗れたのは、永松の調子がよかったから、だけではない。今回は名指しで申し訳ないが、松友の調子が全然よくなかった。

永松の作戦は松友を後ろに追いやって高橋の強いスマッシュを封じることだった。2016年時の決勝でもタナヨネに同じような作戦をされてしまったが、その時はそれをはねのけ見事に優勝した。

しかし、今回の準決勝ではそううまくはいかなかった。とにかく松友のミスが目立ってしまった。

スマッシュをどうしてもネットにひっかけてしまう。得意の、レシーブからのネットで前へ、という移動もシャトルをネットにひっかけてしまう。

そして極めつけは、一番ミスをしてはいけない、大事な場面でサーブミス。その一回のサーブミスがきっかけで永松が逆転勝ちしてしまった。

高橋のスマッシュはとてもよかったのだが松友のミスに引きずられてしまった感じだ。なんとも残念。

でも二人の強さは健在だ。今回はたまたま調子がよくなかったのだろうが、それでも世界ランク第4位。来年の4月26日までにどれだけポイントを稼げるだろうか。

準決勝で観客が困ってしまうこと

youtubeでも今回の試合の模様が放映されていたので、閲覧した人も多いだろう。またテレビでも生中継をやっていたから録画して視聴した人もいることだろう。

テレビでは解説付きだから見やすいだろうし、ネットでの閲覧は拡大したり速度を変えたりしながらじっくり見ることができるだろう。

しかし実際に会場で観るというのは、臨場感がまるで違う。バドミントンファンとしては、今回は強い選手が順当に勝ち進み、どの試合もすべて観なくてはいけない試合だった。

ところがだ。準決勝はとても困ってしまうことが毎年起こる。

それは、準決勝の試合は、2コート同時に行う、ということだ。

たとえば第一コートで女子ダブルス、第二コートでミックスダブルスの準決勝、という感じなのだ。

スタートもほぼ同時だから、観客は本当に困ってしまう。どちらも応援したい、どちらもちゃんと観たいのに、同時進行ではどうしても片方を見ることができないのだ。

あれ、なんとかならんかな~。

自分は桃田も見たいし、今大注目している、渡辺・東野の試合も見たい、高松と永松の試合も見たい、山口茜と大堀も見たい、ソノカムも、フクヒロも。

しかし桃田を真剣に見ようと思ったらとなりでフクヒロの試合をしている、高松の試合を見ている時に、渡辺・東野が同時に試合をしている。

これには本当にストレスを感じてしまった。うーむ。

サインサービスをしてくれたフクヒロ

全日本総合では、時々選手のサイン会を行うことがある。4,5年前に東京体育館に行った時は、まだ今よりもバドミントンはメジャーではなかった。だから準決の時もそれほど混雑はしていなかったし空いている席もちらほらあったものだ。

そして山口茜などが、さりげなくテーブルに座って、わりとのんびりとサインをしているような状況だったのだ。

しかし高松がオリンピックで優勝して以来、依然より明らかにバドミントン観戦が人気になってきた。

記念グッズコーナーも大勢の人でごった返していて、多くの人が記念TシャツやYonexTシャツを買いあさっていた。その中で選手がサインをしようものなら大変な人だかりになってしまうから、当然、選手は誰もいない。

しかしだ。今回は気が付いている人は少なかっただろうと思うが、アリーナ会場へ行く階段を下りて左の食堂へ行くと、そこでフクヒロのTシャツへのサインサービスが行われていたのだ。

彼女たちは昨年再春館製薬所をやめ、現在はアメリカンベイプ岐阜(旧トリッキーパンダース岐阜)に所属している。アメリカンベイプには現在12名の女子選手たちが所属している。そのアメリカンベイプのTシャツ販売をしつつ、購入者のシャツにサインをしてくれるというサービスをしてくれていたのだ。

サインをしてくれるのに並んでいる人はごくわずかしかない。これ、間違いなく知らない人が圧倒的に多いのだろうと思う。だって彼女たちがいる場所は、一般の記念Tシャツを販売しているフロアではなく、一階下のフロアの奥の奥だったのだから。

自分はたまたま偶然その場所を見つけたのがラッキーだった。アメリカンベイプの速乾Tシャツを速攻で買い、ミーハー気分で列に並び、二人のサインをゲットしてしまった。おまけに写真まで。

ああ、なんという超ラッキー。

フクヒロはちょうどその日の準決が終了し、見事に勝利した直後だったから、きっと気分よくサインをしてくれたのに違いない。こちらも嬉しい。

さっそく座席に戻り、一緒に来ていた仲間に報告。すると何人かが席を立ってすぐにダダっとダッシュしてその場所に直行していた。後から聞いたら、誰も人が並んでいなくて、世間話までしてしまった、と言っていたのだ。おいおい。

これは彼女たちが人気がない、のではなく絶対に、あの場所がみんなわからなかったに違いない。

だから、来年もし会場が駒沢オリンピック公園総合体育館で、フクヒロのサインが欲しければ、まずは地下食堂をチェックしてみてほしい。もしかしたら来年もいるかもしれない。

最終的な結果

本日、2019年12月1日(日)に決勝が行われた。テレビで見たのだが、やはり大勢の人で満席状態だった。

結果は、女子ダブルスは永松が初優勝、女子シングルは、奥原が優勝、大堀は残念ながら初優勝を逃してしまった。男子シングルは桃田が圧勝、西本を寄せ付けなかった。ミックスは、自分がずっと応援している東野・渡辺が優勝、嬉しい。そして最後に行われた男子ダブルスは、なんとソノカムが逆転負けしてしまい、遠藤・渡辺が勝利した。

男子ダブルスの2組はランキングも拮抗しているからどちらが勝ってもおかしくなかった。桃田は優勝して当然。永松は初優勝で、いよいよこれから二人の時代到来を予測させるかのようだった。大堀は第一セットを20-22で競り負け、二セット目は失速してしまった。いや、大堀が失速したのではなく、奥原が2セット目からギアを2つほど上げたのが最大の要因だろう。大堀は線が細く華奢なイメージだから、とても応援したくなる。いつか優勝を果たしてほしいなあ。

さて、今回優勝した面々には、まだ大きな国際試合が待っている。ひと段落したいだろうが、休む暇も与えてくれない。ケガなく今年を乗り切ってほしい。楽しむことも忘れずに。

こんなこと、自分が言うまでもないのだが。

選手のスケジュールを改めて見てみると本当に大変だ。世界中を転戦し、決勝戦まで進むと休む暇なく、すぐに翌週から次の大会に行かなくてはならない。

そんな中で、体調をキープし、調子の良さをキープするのは並大抵ではないと思う。体調管理も強い意志がないとできないことだ。

でも彼らのプレイやパフォーマンスに、自分も含め、たくさんの人が勇気をもらい、希望や夢や、その他いろいろなものをもらっている。

だからやっぱりずっと応援したい。

自分にできることは、せいぜいこういった大会に実際に足を運んだり、そこで直接選手を応援したり、会場に売られているグッズを買ったり、といったようなことだ。

今回も、彼らからとても良い刺激をもらった。

明日からもバドミントン、がんばるぞ~。でもやりすぎは禁物だからね!!!



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ABOUTこの記事をかいた人

まだバドラー歴3年の孤独な大人ネコバド部長。1年目を過ぎたころから仲間ネコを集めて自主練の日々だ。バドミントンをしている時は素のネコになれるんだニャー。 目標は最強のネコバドラー。どんな相手だって受けてたつぞ。ニャー。