山口茜vs.大堀彩 決勝での初対戦 2017全日本総合

このブログは、ちょうど全日本総合2017の決勝の日の、まさに試合が行われる直前に書いている。

今日はすべての決勝が行われる日だ。

2016年度の決勝は、なんといっても高橋松友が優勝できるかどうか、が自分の最大の関心事だった。

ところが今年は違う。

なんといっても女子シングルスだ。

世界第二位の山口茜選手に、世界14位の大堀茜選手がどこまで食い下がれるか、それが注目のポイントだ。

自分の予想だと、90%の確率で山口茜選手が2対0で大堀選手を下す。

ただ、その内容に興味があるのだ。

山口選手は、前日の土曜日の準決勝で佐藤冴香選手と対戦した。さすが世界2位というショットが随所に見られた。スマッシュはラインぎりぎりを狙ってくる。ヘアピンも冴え渡り、特にクロスのヘアピンが何度も決まっていた。

この状態で大堀選手が対戦したら、コテンパンにやられてしまう。

そしてそれは大堀選手自身もわかっていることだ。

彼女は準優勝勝利後のインタビューでこう答えていた。
『・・・(明日、対戦する)山口選手は同年代ですが、世界のトップで戦っている選手で、実績も私よりずっと上。強いのはわかっていますし、私の中でも大きな存在ですが、明日、また100%の力を出しきれば、勝てるチャンスもあると思っています』(バド×スピインタビュー記事一部引用)

大堀選手が、その勝てるチャンスがあるとすれば、準決勝の山口選手の試合内容から分析すると、いくつかあると思う。

そのひとつは、山口選手がギアを上げる前に自分が積極的に向かってくことだ。
山口選手がギアを上げたのは、第一セット中盤以降。それと第二セットの後半。スピード力のある大きなスマッシュを出し始めた時だ。

だから大堀選手は、彼女がギアを上げる前に確実に点数を重ねていくこと。

さらにもうひとつは、山口選手のヘアピンに要注意だ。

相手がヘアピンを出せば、山口選手はさらに良いヘアピンを出す。

だから大堀選手はよっぽど良い体制でヘアピンを出せる状態でしかヘアピンを出さないことと、相手がヘアピンできたら、良い場所に返せる余裕を持ってあたること。

それでなければ、守りのためのヘアピンは出さないことだ。

大堀選手は、昨年よりスタミナも出てきた。ただ見たところ、やっぱりまだ体が薄いし、体幹もまだまだのようだ。

解説者の陣内さんは、後半になってくると大堀選手は体幹がぶれる、と話していた。だから、ミスも出やすくなってしまうし、レシーブもうまく受けられなくなってくる。

過去にも、何度も、最初はリードしていたのに最後になって逆転負けされる、というパターンがあった。

それはそういった理由。スタミナ切れと体幹のぶれ。

ただ自分は、大堀選手が、昨年から思い切ってトナミ運輸に移籍し、自分を最初から鍛え上げてきたという根性を信じたい。

何よりも、男子と同じ練習メニューでやってきたという自信を糧にしてほしい。10kmのジョギングを男子と同じように走ってきた、という確固たる自信を持って試合に臨んでほしい。
1年間真剣にバドミントンに向かってきて、誰よりも練習してきた、という自負を持って試合に臨んでほしい。

そして、決して大会の雰囲気にのまれず、集中力を切らさずシャトルを追い続けてほしい。

彼女はどうしても今年こそはA代表になりたい、という気持ちで臨み、それが昨日の準決勝で実現した。でもそれに満足することなく、ギアを上げて、ぜひ山口茜選手を追いつめるぐらいの試合内容にしてほしい、というのが自分の望みだ。

大堀選手の戦略、戦い方が、今回の2017年度の女子シングルスの最大の観戦ポイント、だと確信している

大人バドの、実際に足を運んで観戦するみんな、テレビ(NHKBSで生中継するよ!)で観戦するみんな、今日戦う全員の選手にエールを送ろう!
ガンバレ、バドミントン選手達! そして我々は応援しながら、活力を彼らからもらおう!



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まだバドラー歴3年の孤独な大人ネコバド部長。1年目を過ぎたころから仲間ネコを集めて自主練の日々だ。バドミントンをしている時は素のネコになれるんだニャー。 目標は最強のネコバドラー。どんな相手だって受けてたつぞ。ニャー。