女子シングルスの勢いがすごい
今日(2017年11月28日火曜日)からスタートした、駒沢オリンピック公園総合運動場で開催されている全日本総合バドミントン大会。
この大会では初の駒沢体育館での開催である。
全国トップの選手たちがいっきに駒沢に集中している。
現在日本のバドミントンは間違いなくレベルが上がってきていて、それは世界ランキングを見れば一目瞭然だ。
特に女子ダブルスと女子シングルスの勢いがすごい。
昨日は女子ダブルスのことについて触れたが、女子シングルスもすごいことになっている。
全体をひっぱっているのは、なんといっても奥原希望選手だ。リオオリンピックでの活躍によって、その名を知った人も多いことだろう。
そしてリオオリンピックでその奥原選手に負け、俄然火が付いた状態の、山口茜選手。
彼女は奥原選手に負けた直後から、リオの場で次に向けた練習を再開した。
そして、あのリオの大会が山口選手をさらに強くした。
2016年度の全日本総合決勝戦での山口vs.佐藤選手
ところが昨年(2016年)の全日本総合では、決勝戦でヨネックスの佐藤沙也加選手に負けてしまった。
佐藤選手は91年3月29日生まれで、昨年(2016年)の大会時点では25歳だった。対する山口選手は97年6月6日生まれで、19歳だった。
決勝では僅差で佐藤選手の勝ち。
その時の試合を振り返ってインタビューで山口選手はこのように答えている。
「決勝戦は一生懸命やったけど、佐藤さんがすごく強かったです。いつも決めにいけるところもいけなくて、相手が一枚も二枚も上手でした。」
その時の試合を見ていると、佐藤選手は山口選手の球をとにかく拾いまくっていたことがわかる。
クリアも大きく打って山口選手を動かし、ミスを誘ったり、山口選手が苦手なサイドに球を運んだり。
点数はそれほど大差だったわけではなく、途中で山口選手がリードをした場面もあったが、最終的には、17-21、18-21で準優勝だった。
2017年度の山口選手は大きく飛躍した
世界ランキングでは、2016年12月の段階で、山口選手が9位、佐藤選手が14位。
そして一年後の本日時点(2017年11月28日現在)では、山口選手2位 佐藤選手15位。お互いにA代表。
今年(2017年)の山口選手は破竹の勢いだった。
つい先日(11月19日に行われたtahoe china openでも優勝した
ヨネックスフレンチオープンでは準優勝。デンマークオープンでも決勝で惜敗して準優勝。9月のジャパンオープンではベスト16。その他の試合でもコンスタントにベスト16以上に入っている。
そしていまや世界2位。
佐藤選手は昨年同様、山口選手を追いつめられるのか、または対戦前に敗退してしまうのか?
山口選手は昨年度の佐藤選手に負けた理由のひとつに、自分がいつもは決められるのに、それができなかった、ことを上げていた。そして研究されているな、と感じていた、と他の試合も振り返って語っていた。
順位が上がれば上がるほどライバル達は自分の研究をしている。それがよくわかったのだと思う。
だから、今年は研究された、さらにその上を行こうとするのだと思う。
試合では、そういった彼女の戦術にも注目してみるのもいい。
会場に行ってみる?
バドミントンに燃えている大人バド部のみんな、会社を休んでも、学校をさぼっても、友人との約束を延期してでも、この一週間のどこかで一度は観戦するべきだ。
遠方でなかなか難しい大人バド部のメンバーたちは、後からあがる動画を見るか、インターネット観戦だ!
(smash and netTVでストリーミング配信、やるのかな?情報が記載されていないので確認する術なし。分かったらこのブログ上で伝えるから。)
そしてもし、今週のどこかで空いた時間があれば、東京に来て1日観戦するという方法がある。
ホテルが取れない?
大丈夫。
これできっと見つかる。自分もいつも愛用しているホテルの、駒沢オリンピック総合公園の近くに見つけることができるホテル検索窓を最下段につけておく。
ちなみに、自分が探した限りでは、用賀という駅のそばにある東急ステイ用賀がかなりいい。安くて、一人部屋だと20平米もあって5800円。渋谷で探すよりダントツ安くて広い!!!
用賀という駅は、目的地の駒沢オリンピック公園総合運動場の最寄り駅である、駒沢公園前までわずか2駅。渋谷駅からだと4駅だ。駒沢公園駅は渋谷から6駅だ。
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