2018年の世界バドミントン、いよいよ8月5日(日)、ファイナル(決勝戦)に突入する。
そして、この決勝戦に嬉しいことに日本人選手がなんと、3組も決勝に残っているのだ。
そのうち、女子ダブルスは金、銀、銅を独占することが決まっている。しかし同じように中国もミックスダブルスで金、銀、銅を独占する。
さて、それぞれどんな戦いになるだろうか。
目次
桃田選手、積極的な動きで強敵を倒し、日本男子初の決勝へ 男子シングルス
桃田選手の準決勝の相手は、準々決勝で常山幹太選手を破ったマレーシアのDaren Rew選手だった。

この時は壮絶な戦いだった。スコアを見るだけでもわかる。22-20, 21-23, 22-20で競り勝ったのだ。
彼の武器はなんといってもクロスの強烈なスマッシュ。これがきっちり入ると誰も取れない。
ところが、桃田選手は違った。
それを何度も取ったのだ。これにはDaren選手も呆然だ。
1セット目からお互いに積極的に駒を進めたが、最初は桃田選手の劣勢。0-5まで点数が取れなかった。ここでもしかしたらDaren選手は安心したのかもしれない。
あるいは桃田選手が彼の球に慣れてきたのかもしれない。いっきに追いつきそして逆転した。
2セット目はその勢いのまま、桃田選手の鋭いスマッシュを彼が返すことができず、なおかつ桃田選手のものすごいデフェンス力で、結局21-6。相手を寄せ付けなかった。
本日の決勝はさらに強い相手と戦う。
決勝の相手は中国のSHI Yuqi選手だ。年齢は桃田選手より1歳若く、22歳だ。

なんといっても特筆すべきは、彼は三回戦であのLin Dan選手を21-15, 21-9で破っている。
恐ろしい存在なのだ。
彼は2016年の夏あたりは40位前後であったが、そこからいっきに上位にあがりはじめ、2016年11月には10位となり、2017年8月終りには4位になり、現在は世界3位となっている。
桃田選手もかつては最高ランク世界2位だった。
どんな戦いになるだろうか。おそらく大変な接戦になるに違いない。ぜひ桃田選手を応援しよう。
テレビ放映スケジュール
BS朝日
・決勝 8月5日(日)22時~
CSテレ朝チャンネル2
・決勝 8月5日(日)14時~
女子ダブルスは日本人対決 福島・廣田ペアと松本・永原ペア 女子ダブルス
女子ダブルスは、準決勝の日本人対決を制した福島・廣田ペアが決勝へ。


そしてもう一組は松本・永原ペアだ。


もしかしたら誰も予想していない結果だったのではないか?
自分も、まさか松本・永原ペアが決勝に進むとは思っていなかった。だいたい初の世界バドミントン出場で、しかも決勝だ。
もし優勝するようなことがあったらいっきに彼女たちの知名度が高まる。
そして福島・廣田、高橋・松友、そして田中・米元ペアの、新たな脅威となるのだ。
今回の決勝で四人がどのような戦略でどのような戦い方をするのか、非常に注目している。
ぜひ両者を応援しよう。
BS朝日
・決勝 8月5日(日)22時~
CSテレ朝チャンネル2
・決勝 8月5日(日)14時~
日本人男子ペア、世界バドミントン史上初の決勝進出へ 男子ダブルス
日本人男子ペア、園田・嘉村選手がついに快挙を達成。
メダルは銀メダル以上だが、日本のバドミントン界史上、初の決勝進出、という快挙だ。
準決勝は台湾だった。相手はCHEN Hung LingとWANG Chi-Lin選手。
彼らの得意ショットはドライブ。しかしソノカムペアの得意ショットもドライブ。
試合中何度もドライブ合戦となる。しかしほとんどのドライブ合戦をソノカムペアが制した。
結果は21-17, 21-10で勝利。
そして決勝の相手は中国のLI JunhuiとLIU Yuchen選手。ランクもソノカムと一つ違いの5位。


このランクの違いはあってないようなもの。ほぼ互角だと言っていい。
決勝ではどんな対戦となるのか。ぜひみんなでソノカムペアを応援しよう。
BS朝日
・決勝 8月5日(日)22時~
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・決勝 8月5日(日)14時~
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