バドミントンで大きく高く飛ばすショット、クリア。
いまさらだけれど、このクリア、なんでクリアっていうのかが気になってしまった。
というのはバドミントンを習いたてのころ、クリア、という名前のショットにとても違和感を覚えてしまったからだ。
クリアって、あのclearだよね。英語で言うと。これを日本語に単純に訳すと明確な、ってことだよね。
それがなんでバドミントンになると、端から端まで高く飛ばす、あのクリアになるんだ?
どうしても英語の授業で習ったクリアの意味を考えてしまうから、バドミントンのクリアと英語の、明確なっていう意味のクリアが、何度聞いても結びつかなかったのだ。
でも、あらためてクリアの意味をちゃんと調べてみたら納得しました。
英語のclearの意味ってすごくたくさんあるのだが、その中のひとつに、『障害物を飛び越える』『通過する』という意味がある。
バドミントンのクリアはこの意味で使われているのだ。
バドミントンのクリアは、攻撃的なドリブンクリアと、守備の意味で行うハイクリアの二種類があるが、そのどちらも共通しているのは遠くに高く飛ばすために、人の頭を飛び越えなくてはいけない。
だから人間を障害物としてみた場合に、当然それを飛び越えなくちゃいけないから、クリアするっていうことなんだ。
だからクリアと名づけられた。
これで納得?
ついでに言うなら、ドライブとは、ネットすれすれに床と並行にシャトルを飛ばすショットだが、これはなぜドライブというか?
英語のdriveにもたくさんの意味があるが、その中でバドミントン用のドライブの意味には、『打ち込む』『強打する』という意味がある。
ドライブを打つ場合、ダブルスのポジション争いの場合が多い。そういう時は強打で打つのが定石だから、こういう名前がついたのだと思う。
ヘアピンも、なんだその名前、なんでヘアピンっていうんだ?と思ったけれど、女性のヘアピンのようにネットを超える時にU字型にネットに沿うように落ちていくのが理想のヘアピン。

だからヘアピンショットというんだ。
うん、これはよくわかる。
大人バド部のみんな
もしバドミントンを始めたばかりの人から、なんでこのショットがクリアっていうんですか?なんでヘアピンって言うんですか?と聞かれたら、堂々とすぐに答えられるよにしておこう。
へえーーっと尊敬されること、間違いなし、だ。(^▽^)
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