どうしたら上達できるのか?
さらにバドミントンを極めたい、と常日ごろ思っていても、なかなか思うようにいかない。
大人バド部の皆は仕事に、家庭に、子育てに、色々と忙しい時間の合間をぬってやっているから、時間が限られている。
しかし、まだまだ伸びしろはある。何歳になっても、だ。
たとえ60代であろうが70代であろうが、飽きずに続けていれば必ず上達する。
その上達のスピードを加速させるために、いくつかのことを考えた。
野球の大谷翔平選手からのヒント
そのヒントとなったのは、あの、野球の大谷翔平選手が、花巻東高校一年生の時に立てた、いわゆる戦略書、とでもいおうか。
目標を達成するために、自分は何をしたらいいのか、ということを8つのカテゴリーに落としこんだ目標達成リストだった。
彼の目標は、8球団からドラフト1位を獲得することだった。
この表を見て、そうだ、自分はバドミントンで同じような表を作ってみよう、と心に決めた。
決めたものの、実際に書いてみると、これがものすごく大変な作業だったということがよくわかった。
驚くなかれ、なんとこの表を作成するのに丸2日もかかってしまった。
それがこれだ。見ていただきたい。

バドミントン目標達成表
これを作るのに、週末まるまる使ってしまった。
作成の仕方を簡単に伝えておく。
(なお、大谷選手の目標達成表を見たければ、大谷翔平、高校、目標達成リスト、とキーワードを入れたら多分すぐに出てくると思う。)
バドミントン目標達成表の作り方
1.まず8×8の64個の正方形のマス目を作成する。
2.中央のマス目9個を枠で囲む。
3.ど真ん中のマス目ひとつに自分の目標をひとつ記入する。
4.その目標に対して、必要だと思うことをその目標の周りのマス目8個にそれぞれ記入する。
5.さらにそのひとつひとつの必要だと思うことに対して具体的に何をしたらいいかを完結にその他のマス目に書いていく。
たとえば自分のはこうだ。
中央のマス目には目標である、3部優勝、と書いた。 これを決めるだけでも一苦労。
そのために必要だと思われることを8つ書いた。ここでかなりの時間を要したが、なんとか8つ選択。自分が優勝するために選択したのは、体幹、コントロール、柔軟性、メンタル、フットワーク、人間性、運、球の速さ、だ。
そして、柔軟性と書いた右上のマス目の右上9つを枠で囲み、その中央に、柔軟性と書き、そのマス目の周りの8つのマス目に、柔軟性をつけるために具体的なやることを書いていった。
たとえば、自分は、柔軟性を得るためにやらなくてはいけないことは
- 柔軟体操メニューを作成する
- 動画を観て柔軟性をつけるための研究をする
- 起きてすぐ柔軟体操をする
- ヨガを取り入れる
- 体を沿った状態で頭の後ろと足先がつくようになる
- 開脚をして前方で両肘がつけるようにする
- 寝る前にストレッチを10分行う
- 右手でペットボトルを上げ下げするトレーニングをする 以上の8点を選択した。
最低限、バドミントン上達のためにやったほうがいいこと
これを、すべての、最初に書いた選択肢について、8個選んで記入していくのだ。
これをやると、全部で64個の、やることリストが完成する。しかし、これは、実際にやってみるとわかるが、とにかく大変な作業だ。時間も必要だ。
でもこれをやることで、自分の目標がはっきりしてくるし、さらにその目標に対して何をいやればいいのかもはっきりわかるのだ。
時間のない大人バド部のみんなは、ここまでやらなくてもいいけれど、少なくても上達するためには、明確な目標をひとつ持つこと、その目標に対して、どう、具体的に達成していくのかをさらに明確にしていくことだ。
さらに自分のバドミントンスキルを上達させたかったら、これだけはやったほうがいい、と思う。
大人バド部のみんな!
来年は目標をひとつ決めて、それを達成する筋道を脳に教えてあげよう。
コメントを残す