世の中には、本当に、ものすごくいろいろな種類のラケットバックが出回っている。
さて、ラケットバックを買おうか、という時にものすごく迷うのはこのせいだ。
多すぎる。
さて、そんな中で、何を条件にどう選択したらいいのか、についてお話したい。
目次
まず、ラケットバックを買おうかどうか、そこから決めよう
バドミントンを始めたばかりの人は、ラケットバックを持っていない人が圧倒的に多い。
初心者でもラケットバックは購入したほうがいい。
理由は、以下だ。
●ラケットバックがひとつあれば、毎回バドミントン教室に行くために、備品を詰め替えなくていい。
そのため忘れ物を最小限に抑えることができる。
●ラケットバックはそもそもラケットを保護するバックだ。一般的な袋だと、ラケットを全部覆う袋はなかなかない。ラケットの先端がむき出しになっていたりすると持ち運びにとっても不便だ。
●ラケットバックをかつぐと、よしバドミントンだ、という、何かこう、気合いが注入され、やる気スイッチが入って切り替えがうまくいくような気がする。(これは個人的意見なので、個人差あり)
●後から買ってもいいが、後になればなるだけ、ラケットバックの使用機会が減っていく。いわゆる機会損失、というやつだ。
以上のような理由から、バドミントンバック購入をお勧めする。
もしどうしてもバドミントンバックはイヤ、という時は、とにかくかなり大き目のトートバックかリュックを買うと良いと思う。
その場合は、バックの材質として雨に濡れてもいい撥水性の高いもの、丈夫な材質のものを選択するといい。また内側か外側にいくつかの小さな仕切りかポケットがついているものも便利だ。
アンダーアーマーのトートバック 男性用、女性用 撥水性
ナイキのトートバック
内側にペットボトル専用のポケットもついている ポケットは内側と外側にひとつずつついている。
ウィルソンの女性用ラケット用トートバック

ラケットバックをどこで購入するか
ラケットバックを購入しようと決めたとして、つぎはどこで買えばいいか、だ。
購入場所としては、インターネット通販(新品中心)、メルカリなどのインターネット中古品販売、そして実店舗のどれかとなる。実店舗を選択した場合、バドミントン専門ショップ、スポーツショップ、スポーツ用品も販売しているドラッグストア、中古品ショップなどから選ぶ。
実店舗を選択する場合
バックの種類はインターネットより少ない、が利点として実際に色や材質やバックの中身や使用感をその場で確認することができる。これは大きい。
種類は少ないが、欲しいバックが見つかったら即購入することだ。
基本的にラケットバックの機能は全部同じだから、あとは使いやすさや利便性、自分の好みで決めるとよい。
いっぽうインターネット通販は数限りなくある。
最近はたいていの人はインターネットで購入することが多い。
インターネット通販の利点は、とにかく種類が豊富で選びたい放題ということ、店舗に行かなくてもいつでも購入できる点が最大の魅力。
交通費もかからない。そのかわり送料がかかってしまうので注意が必要だ。
インターネット通販で注意すること
●解像度の良いモニターで閲覧しないと、画面上の色と実際の色が大幅に違う場合があるので要注意
●返品ができるかどうか、その方法はどうしたらいいのか事前に必ずチェックすること。返品ができる、と書いてある場合でもアマゾンのように未開封のみ、のような記述がある場合も多い。必ず事前に確認したほうがいい。
どういう基準でラケットバックを選択するか
●まずはラケットバックのタイプを選択する
おおきく分けて3つのタイプがある。リュック型、ラケットバック型、トーナメント型だ。まずはどのタイプが欲しいのか、決めておく。
●ラケットを何本入れたいか?1本だけ?2-3本?4本以上?をまず想定しておく それにより購入するバックの大きさが決まる。
●次に値段(予算)をおおざっぱに想定してみる
とにかく安ければなんでも良い、5000円以下、5000円以上~8000円ぐらいまで、8000円~10000円ぐらい、10000円以上でも大丈夫、など
このぐらいのレンジで、自分がどこに当てはまるかだいたい決めておく。
●外側の色とデザインをなんとなく決めてから探す。
黒っぽい色、青系、赤系、ピンク系、ブルー系、グリーン系、派手系、地味系、この程度は最初に想定してみる
以上の3つを決めたら、さっそくインターネットで探していく。
見た目でピンときたもので、値段を比較しながらすこしずつ絞っていこう。
●もしメーカーを絞りたいなら、そのほうが早く探せそうだ。
もっとも種類が豊富なのは、なんといってもヨネックス。値段も色々あるから探しやすい。
その他、バドミントンラケットとして人気が高いのは、ゴーセン、ウィルソン、プリンス、ミズノなどだ。好きなメーカーがあれば、そのメーカーの中でまずは探してみよう。
リュックタイプの特長
また持つタイプのものより両手があくので、バイクや自転車などを使っている人には人気のタイプだ。
ただし、通常のラケットバックより小さいため、たくさんの容量を入れることができない。ラケットもせいぜい2本程度だ。普段の練習用として重宝しそうだ。
もっとも一般的な形。このタイプはリュックのように背負うこともできる。色も大きさも色々出ているし、メーカーも多いので、一番選びやすいかもしれない。
派手系のものから地味系のものまで色々なデザインから選択できるのが魅力だ。また各メーカーから出ているし、値段のバリエーションも様々。
ひとつ言えることは、安いものはやはりすぐに壊れてしまう、ということだ。安いものを買うのもいいのだが、持ちはあまりよくないかも。
自分が安いと思う目安は、だいたい3000円前後のものだ。 しっかりしたものを買いたいなら、5000-10000円ぐらいのものか、大容量なら10000円越えのものを選ぶと、はずれはまずないと思う。
今、自分が持っているラケットバックは8000円ぐらいのものだ。ヨネックスのもので、もう何年も愛用していて、かなり気に入っている。外側の色が自分の好みのものだし、飽きがこない。






トーナメントタイプの特長
最近流行りはじめている、手に持つタイプのラケットバック。最近周りでもよく見かけるようになってきた。
こちらの利点は、大容量であること、外から見てラケットが入っているのがまったくわからない点だろうか。また試合会場にも持ち運びやすいし、インターバルの時にも移動しやすい、という点が利点だろうか。色の種類も増えてきたが、このタイプのバックの特長は、落ち着いた色味。派手なタイプはほとんど見かけない。




最終的に購入の決め手となるもの
さて、色々探して、最終的にいくつかの、自分のスキなラケットを見つけたらあとはどれにするか決めるのみ。
その時の判断基準として、[su_highlight background="#ddff999"]持ちやすさと利便性[/su_highlight]を確認してみる。
それから、[su_highlight background="#ddff999"]内側のポケットの形状[/su_highlight]もおろそかにできない要素だ。
とうのは、ラケットとシューズの他に、ラケットバックに入れるものとしてざっと以下のようなものは最低限の持ち物だからだ。
ラケット(最低2本はほしい、ガットが切れた時用の予備として1本常備)、シャトルの筒1本分、シューズ、汗拭きタオル、ウェア(着替え上下)、ペットボトル(500mlまたは1リットル)、水筒、小物類(鍵、お財布、ハンカチ、チリ紙)
その他入れるものとして、ストップウォッチ、筆記用具、A4サイズのファイル数枚、腕時計、スマホ等が考えられる。車の駐車券、という小さなものもあるかもな。
ポケットも大きなものと小さな小物類が入るようなものがあるとよい。
さらにラケットバックによっては内側のポケットが保冷バックのようになっているものもある。これは便利かもしれない。
こういったものが収まるポケット収納も確認しておきたい。
また、雨の時水をはじいてくれる機能もついていたほうがいい。
さらに夜体育館に行く人は、バックのどこかが光るような夜行塗料がついているのもいいかもしれない。
また、ロゴは大きく目立たせたいのか、逆にあまり目立たないほうがいいのか、自分の持っているウェアの色とのバランスはどうか、なども考えてみる。
絞れない時は、そうやって外から埋めていき、最終的に自分の好みのものを購入すると良い。
まとめ
ラケットバックは色々あるので迷うと思うが、基本的にラケットバックは靴と同じように消耗品。一度購入したものを一生使う、ということはあまり考えないほうがいい。
頻繁にバドミントンをやっている人(週に3-4回)ならば、乱暴に扱っていれば1年でどこかが傷んでくる。
どんなに丁寧に扱っていても、チャックが壊れたり、底がすれてしまったり、ということも十分にある。
大事に使うのは大切なことだが、あくまでも消耗品であることを念頭に買ってみよう。
あなたのバドミントンライフが少しでも豊かになるようなバックが選択できることを祈っている。
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