昨日の練習ゲームの続き。(昨日のバドミントン練習ゲーム記事)
昨日、4試合目に戦ったのは、最下位を競う屈辱の練習ゲームだった。
初めての経験でかなり戸惑ってしまったのだが、やるしかない。
そこで我々は見事に最下位を獲得したのだが、相手チームのペアの一人がボソッとこんなことを言った。
「なんでいつも負けちゃうんだろう。自分はそこそこ打てていると思うんだけど、負けてしまう。なんで負けるのかわからない。」
この言葉に、いつも負けてしまう人が決してやらないことが見えてしまった。
まず一点目はこれ
負ける人は、負けた理由を見つけ出せない
いつも負ける人は、自分がなぜ負けたのか、その理由を見つけようとしない、もしくは見つけようとしても見つからないから、また負けてしまう。
もしそのゲームで自分が負けた理由がはっきりわかれば、その対策も考えることができる。
でも負けた理由もわからず対策も立てなければ、次のゲームでまた同じことを繰り返してしまう可能性が高い。
よく考えてみれば当たり前のことだが、負けている人は、それをしないからずっと負け続けてしまう。
自分が負けた原因を探るのは、つらい作業だし、できればやりたくない。
ところが初心者~初級者は、振り返るにしても、その時のゲーム内容をすぐに忘れてしまう。
「最初のポイントを獲得した時の、レシーブを送ったストレートのドライブ、あれすごくよかったですよ。」と言っても、「え?いつでしたっけ?」
これでは良いショットも悪いショットも、いつも行き当たりばったり、ということになってしまって、偶然にも悪かった、偶然にもよかった、ということになる。
さらに、たとえばペアから自分のショットを褒められても、それを打った時の状況やそのショット自体を打ったことさえも覚えていなければ、自分の長所や良いショットを生かしきれない。
ゲームそのものを意識的に眺めようとしない
これは、何のことかピンとこないかもしれないが、具体的にひとつ象徴的なことがある。
次にサーブする人に対して、相手チームからシャトルを渡す事は常識だが、いつも負けていて弱い人は、サーバーにシャトルを渡さない。
どういうことか?
だいたい見ていると、いつも負ける人は、とりあえず相手コートに返したり、どちらがサーバーかわからず、反対側のペアにシャトルを送ったりすることが多い。
上手な人、いつも勝つ人は、次のサーバーの人をめがけてきちんと球を返す。
些細なことだと思うかもしれないが、自分が3年バドミントンに携わってきて、少しずつうまくなるにつれて、きちんと次のサーバーに球を返せるようになっていった。
初級の時は、サーブの球をどこに送るかなんて、意識しないことが多い。
自分の中では、サーバーにきちんと球を渡すという行為は、今、何対何なのか、次はどちらがレシーバー、サーバーなのか、などのゲーム全体をきちんと把握できている、ということとイコールだ。
少しバドミントンをやっている人は、自分が言っていることをわかってくれると思う。
大人バド部のみんな
負けてしまった時は、心の中で必ず振り返りを行おう。
なぜ負けたか?なぜそのショットが決まったか?なぜ決まらなかったのか?
なぜペアとお見合いをしてしまったのか?なぜ空きスペースが出来てしまったのか?
そういった、なぜ?という疑問がステップアップにつながる。
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