本日、2019年5月25日(土)は、スデルマン杯の準決勝が行われる。
日本時間では午後12時に、中国とタイ、夜7時から、日本対インドネシアだ。
予想どおり、すべての国が競合だ。
特に中国は過去何度も優勝している、日本にとっては本当に強敵なのだ。決勝であたることになるかもしれない。
また、それよりも何よりも、まずは本日行われるインドネシア戦に勝たなくては。
これがもしかしたらもっとも大変な試合になるかもしれない。
インドネシア選手は全員強敵だから、だ。
そもそもスデルマン杯って何?
だいたい、スデルマン杯って何?と思っている人も多いはず。自分もバドミントンをするまで、こんな大会があるなんて全然知らなかった。
そもそもスデルマン杯というのは、インドネシアが発祥だ。
インドネシアの選手でディック・スディルマンという人がいたのだが、この選手の功績をたたえて1989年にできたのが、このスディルマン杯なのだ。
ディックスディルマンという人は、1922年4月29日生まれで、1986年6月10日に64歳で亡くなっている。インドネシアにバドミントン協会を創設した人のひとりなのだ。
国際バドミントン連盟の副会長でもあった。
今までのスディルマン杯での日本や他国の成績は?
日本は今まで一度も優勝したことがない。
前回の2017年は3位。その前の2015年は中国に負けて準優勝。しかしそれ以外、3位までに入ったことはただの一度もなかった。
それだけ日本は4-5年前までは弱かった。強くなったのはここ4-5年の間である。
いっぽうで、ものすごく強いのは中国だ。
15回開催中、10回も優勝しているのだ。インドネシアが開催年に1回優勝。そして残りは韓国だ。
前回の2017年の優勝国は韓国だが、今年は準々決勝で負けてしまった。
現在残っている4カ国は、中国、インドネシア、タイ、そして日本だ。
日本は、一度も優勝したことがないのにももかかわらず、世界国別ランキングでは1位。つまり今回は第一シードで出場しているのだ。
スディルマン杯の基本ルール
この大会は男女混合だ。
男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目の合計5試合で勝負していく。
どの選手をどの順番で行うかは各国にゆだねられているから、直前までお互いにどの選手が出てくるかはわからない。
しかし、シングルスの選手がダブルスになったり、その逆であったり、ということは決してない。
あくまでもシングルスはシングルスの選手が、ダブルスの選手はダブルス枠で出ることになる。
スディルマン杯の見方
それぞれの枠で、その時のトップ選手が出場することになるため、団体戦ではあるが、同時に個人戦として観戦するのも非常に面白い。
また純粋に、国別対抗として観るのもいい。
今回準決勝に残っている国はいずれも強敵の国ばかりだ。特に過去優勝経験を何度も持っている中国、今もっとも強い日本、開催創設国であるインドネシア、ラチャノックインタノン選手を有するタイなど、見どころは盛りだくさん。
そして何よりも、それぞれの枠でその国のトップ選手がぶつかる試合だから迫力満点だ。ほとんどの人はテレビで応援することになるだろうから、ぜひBS朝日のライブか、その後のダイジェスト版をテレ朝で録画しておいて観るのもいい。
BS朝日の放映時間(ライブ)
準決勝はインドネシア対日本、中国対タイ
日本は準決勝②のほうに出場
5月25日(土)
昼12:00~ 「準決勝①」ライブ
夜7:00~ 「準決勝②」ライブ
5月26日(日)
昼2:00~ 「決勝」ライブ
テレ朝の放映時間
5月25日(土)
準決勝 深夜0時55分~4時30分
5月26日(日)
決勝 深夜1時01分~4時
コメントを残す