絶対間違いない。
バドミントンが最短でうまくなる方法。
それはまず自分のプレイを撮影することだ。
そしてこの先が重要なのだが、その撮影した動画を観て、自分には何が足りないかを見つけること。
さらに、見つけたら、上手な人の打ち方と自分の打ち方との差を極力縮めること。
これに尽きる。
そう断言する。
よく周りの人は時道に練習すること、練習すればするほどうまくなる、と言う。
以前の自分なら、そりゃそうだ。練習すればするほど、しない人よりきっとうまくなる。と信じていた。
でもこれは違うとはっきりいいたい。
というのは、バドミントンを10年やっている人と、2年しかやっていない人と、最近たまたま知り合った。その二人は年齢がほぼ一緒で50代前半。
一緒に打ってみたら、圧倒的に2年しかやっていない人の方が上手だった。本当にバド歴2年か、と疑ってしまったほど。
普段、どのくらい打っているのか、どういった練習をしているのか、その2年選手に聞いてみた。
その人は、もちろん2年前までまったくバドミントンをやったことがなかったので、まずは初級のバドミントン教室に入ったという。
けれどもバドミントン教室は1週間に1回しかない。これを続けていても、健康にはなるかもしれないけれど、バドミントンはうまくはならない、少なくても週2回以上は必要、と感じたそうだ。
そこで取った行動は、まず練習時間を増やすこと。
やっていた練習は、その教室で習ったことを、同じ教室に通う友人達と何度もできるまで練習する、ということだった。
そして自分の打っている姿をビデオ撮影をし、理想とするフォームになるまで、何度も反復した。
最近その人が特に注意していることは、上手な人のプレイを見た時、なぜその人がうまいのか、その人は何ができているから上手なのか、というところを観察すること、と言う。
そして自分には何が足りないかを見つけて、その足りないところを練習してできるようにする努力しているという。
彼女はこういった。
『自主練習している時は、ただ練習していては上達度は限りなく遅い。というより上手にはならないと思う。
早く上手くなろうと思ったら、上手な人と自分の打ち方の違いを見極めて、その上で上手な人の打ち方に自分を近づけていくことだと思う。そのためにもっとも有効なのは、まずは自分の姿を客観的に観ることだと思う。』
彼女のこの考え方が正しいことは、10年の人との圧倒的な差が証明していた。
初めて自分の姿を動画で見た時、できている、やっていると思っていたことが、実は全然できていなかったことに驚くに違いない。
自分は、あまりにも自分の無様な姿に、呆然としてしまった。
できていると思っていたのに、まったくできていなかったことを自覚したのが、スマホの中で挙動不審のように動いている、得体の知れない自分の姿だった。
大人バド部のみんな、スマホを友人に渡して、30秒間、自分の姿を撮ってもらおう。きっと上達のための新しい発見があるに違いない。
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