本日の自主練は大盛況。主宰者側もチカラが入る。
さて、本日はダブルスのサイドバイ、トッパンのスムーズな入替の練習を行った。この練習でスムーズな入替ができれば、実際のゲームの時にもそれが生きてくる。
サイドバイサイドとトップアンドバックの効果的な練習
練習のやり方
- ショートサービスから入る
- レシーバーはロビング
- ロビングされたらドロップ
- ドロップされたらヘアピン
- ヘアピンをロビング
上記を延々と繰り返していく。
このローテーション練習でのポイント
この時大切になってくるのは、二人の立ち位置。
ロビングした側は、必ず開くこと。(サイドバイサイド)
相手側はそのロビングをドロップするのですが、ロビングを上げられた方の人が後ろに下がります。
この時、もう一人は、必ずすぐに前衛に行くこと。
ここがポイント。
初心者~初中級者は、攻撃をしている時でも、前衛に行かず、その場で構えている人が多い。
これを改善しなくてはいけない。
次に相手側から来たヘアピンをロビングするのだが、この時もロビングすると同時に中央に下がり、サイドバイサイドの形とならなくてはいけない。
これも初心者~初中級者が忘れてしまうことだ。
自分でない人がロビングをあげたら、必ずその人と横並びのサイドバイで待機すること。
サイドバイになったら、自分のいる半面を守らなくてはいけないから、自分側にドロップがきたら、どんな球でも自分が取らなくてはいけない。
今回の練習とはちょっと違うが、もしクリアが自分側に飛んできたら、それもすぐさま後ろに下がってとらなくてはいけない。
この時、自分のほうにクリアが飛んできても、取らないでもう一人のペアに任そうとする人がいる。
でもペアはトッパンでの体制にはなっておらず、あなたの後ろにはいない。
だから自分が必ず後ろに下がってその球を取らなくてはいけないのだ。
これを忘れず、身体に覚えこませよう。
このローテーション練習のバリエーション
このローテーション練習はとても単純で、何度もやると飽きてくるかもしれない。
けれども、きちんとできるまで、何度も何度も練習するべきだ。
慣れてきたら以下のことに注意する。
【ヘアピンをなるべく相手の取りずらいところか、相手が守っていない空スペースに送れるようにしてみること。】
ドロップもロビングも同様だ。相手が構えているところに打ってはいけない。
このローテーションに慣れてきたら、途中にクリア-クリアを入れてバリエーション練習をすると効果的
順番としては以下となる。
ショートサービス→ロビング→ドロップ→ヘアピン→ロビング→クリア→クリア→ドロップ→ヘアピン→ロビング→クリア→クリア→ドロップ→ヘアピン→ロビング→クリア→クリア→ドロップ....
これを何度も練習する。
クリアが入ってきても動き方は一緒。
この、クリアが入ってくることでの練習のポイントは以下だ。
ロビングが上がってきたら、後衛がクリアを打つ。この時クリアを打ったら、打った側は必ずサイドバイの形になること。
そして相手が同じくクリアを打ってきたら、すぐにまたトッパンの形に戻ること。
これがポイントだ。
練習ではどうせクリアを二回続けるので、その場にいても同じ、と思うかもしれない。
人間は基本的に面倒なことはやりたくないので、この、無駄なポジションの移動は採りたくないかもしれない。
しかし、これをやるとやらないとでは雲泥の差、なのだ。
これをやっていないと、実際のゲームや試合の時にすぐにトッパンの形になったり、すぐにサイドバイの形になることが自然にできない。
しかし、この練習をすることでどんな時でもスムーズな移動が可能となる。
ぜひクリアを入れて、無駄な移動をしっかり自分のものにしよう。
