前回書いた、ゼロから3年でどのくらいまくなるのか?の記事の最後に、”そして、3年でどれだけうまくなるのかは、置かれている環境や年齢や週何回できるのか、といった物理的条件だけでなく、実はもっともっと重要な要素がある"。と書いた。
それをぜひとも話したい。
10代で始めた人、20代で始めた人、50,60,70代で始めた人には、それぞれの始めたきっかけがあるだろう。
10代前半なら、地元のジュニアクラブや中学のバドミントン部が圧倒的に多い。
20代なら、もしかしたら不純な動機、かもしれない。
30代なら、運動不足解消の手頃なスポーツ、周りがやっているから仲間作りのために、なんていうきっかけもあるだろう。
50,60,70代なら、女性なら子育てが終わって自由な時間ができたから。 男性なら、昔やっていたのでまたやりたくなって、という人もいるだろう。
60の手習い、70の手習いで何かを始めたかったから。という人もいるかもしれない。
バドミントンは続けないと上手にならない。ゼロから数か月でビシバシ打てるようになる、というのは考えにくい。
だから、なおさら、続けるための、立派な理由、が必要になるのだ。
それがモチベーションとなる。
モチベーションがなければ続ける理由もなくなる。
でも上手くなるためには、とにかく続けなくてはいけない。
モチベーションは、どんなものでもかまわない。とにかく続ける理由を脳に叩き込む。
すると、努力をするようになる。
それは他の人の一歩先を行くことになる。
その努力を続ける。
すると、他の人の3歩先を行くことになる。
こうやってうまくなるスピードが上がっていく。
つまり1歩踏み出せら、堀江貴文さんのゼロではないが、ひとつ、またひとつと足し算をしていくのだ。
モチベーションは何でもいい。
たとえば来年県大会で優勝する。
3年程度の実力なら、せいぜい1勝だから、大会に出て1勝する、でもいい。
いや、必ずしも大会に出ることではなくてもよい。
来年の今頃までには、〇〇さんと対戦した時は必ず勝つ、半年以内に、クリアの距離をエンドラインまで伸ばす、でもいい。
モチベーションのコツは、より具体的に設定しておくことが肝心。
大会で勝つ、ではなく、大会で優勝する。
クラブ内の対抗戦で勝つ、ではなく、次回のクラブ対抗戦で必ず3勝する。 なのだ。
とにかく具体的なモチベーションが、その人の技術も精神力も上げていく。
モチベーションがない人は、現状維持のままだ。現状維持はイコール退化を意味する。まわりの実力は上がっているのだから。
練習していく中で、日々のゲームの中で、バドミントンと向き合う中で、モチベーションが設定されていく。
早くうまくなりたいなら、強力な、ゆるぎないモチベーションを持つことだ!
大人バド部のみんな! モチベーションは持っているかい?
コメントを残す