いまさらですが、奥原希望プロに「頑張って」、とエールを送りたい

皆は知っているだろうか。

日本ユニシスに所属していた奥原希望選手が、今年2019年1月から、それまでの日本ユニシスを退社し、化学品メーカーの太陽ホールディングスという会社の支援を受けて、現役の日本人選手としては初めての、バドミントンプロ選手になったということを。

彼女がこの決断に至った最大の理由は、なんといっても2020年の東京オリンピックでの優勝を目標にしているからだ。

これをすべての基軸として、そのためのベストな選択は何かと考えた時に最終的に行きついたのが、プロになる、ということだったのだ。

正直、とても驚いた。

だって、今までバドミントンのオリンピック選手は、誰ひとりとしてプロだった選手はいなかったからだ。つまり前例がないのだ。

彼女がプロ宣言をした背景には、プロになれば何が変わるか、ということだった。

会社に所属していれば、国内外の、出なくてはいけない試合には必ず出なくてはいけない。世界での大会だけでなく、国内の大会だって出場する責任があるのだ。

個人ではなくS/Jリーグのような団体戦も出場義務がある。

しかしプロになれば、自分がどの試合に出たいかを選択することができるのだ。これは大きな違いだ。

出たくない試合は当然でなくていい。

そしてもうひとつ大きいのは時間の制約から解放されるということだ。

会社務めをしていれば当然働かなくてはいけない。しかしプロになればその義務はない。練習場所や練習メニューやトレーニングメニュー、そしてコーチも自由に選択することができる。主導権は自分にあるのだ。そして事務仕事から解放され、朝から晩までずっとバドミントンと向き合える。

しかし当然だが、今まで会社員として入っていた給料はなくなってしまう。プロの場合、広告収入やスポンサー収入で生計を立てるわけだが、それがなければ生活が成り立たない。

お金が入ってくるかどうかは、すべて成績によるのだ。良い成績を収めていけば当然収入もあるが、そうでない場合はスポンサーも減り、広告収入も減る。

そもそも日本においてはバドミントンはプロ選手がいないし、まだまだメジャースポーツとは言えないので、たとえばサッカーやテニスやゴルフなどのように派手にテレビCMなどに出ることはなかった。でもこれからもっとバドミントンが盛り上がっていけば、活躍の場が広がっていくかもしれない。

奥原希望選手は、個人としてオリンピック優勝を目指すためのプロ転向だったが、そのことは同時に、バドミントンがもっとメジャースポーツとなるために何らかの貢献をしてくれることになるかもしれない。

そういうことも含めて、自分は奥原プロをこれからも応援していきたい。彼女は1995年3月生まれで、今年2019年に24歳となる。オリンピックの年は25歳。高橋彩華選手がリオオリンピックで金メダルを取った年は25歳だった。

みんなもぜひ応援しよう。



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まだバドラー歴3年の孤独な大人ネコバド部長。1年目を過ぎたころから仲間ネコを集めて自主練の日々だ。バドミントンをしている時は素のネコになれるんだニャー。 目標は最強のネコバドラー。どんな相手だって受けてたつぞ。ニャー。