全日本総合、大堀彩選手は成長した

昨日(2017.12.3)バドミントン全日本総合選手権大会2017が終わり、すべての順位が決定した。

一番注目した試合は女子シングルス、山口茜選手と大堀彩選手の一戦だった。
その大会の直前にブログを更新した時、自分の予想は2-0で山口茜勝利だった。

結果は2-1で山口茜選手の勝利だ。

いい意味で裏切られた結果だった。

試合会場には足を運べなかったので、後からじっくりビデオで試合内容を観戦した。

大堀彩選手は成長した。

一番自分が大きく変わったと感じたのは、スタミナだ。

2年前までの大堀選手はフルセット戦うと最後のほうは息切れで、シャトルを追いかけることもできないほどだった。

2013年、2014年はシングルス16強、2015年、2016年はシングルス8強だった。
2016年は三谷選手に1-2で負けている。

そして今回2017年は準優勝。そして目標だったA代表になれたのだ。

自分は結果よりも、大堀選手がどのような戦いぶりをするのかに注目していた。

実際は、自分が予想していたものよりもよい内容だった。

先ほどのスタミナという面でもそうであるが、そのほかに大堀選手が得意としているクロスカットも場面場面で効果的に作用していたし、ミスも多くなかった。

また、山口選手をほんろうさせる、左右や前後の揺さぶりも功を奏していた。

山口選手は本調子ではない、ということはあったにせよ、接戦を繰り広げる場面も多々あった。

結果的には負けてしまったが、今回の準優勝を経て、これからの自分が楽しみになったのではないかと想像している。

ただ、ひとつ、大堀選手に欠けているものを山口選手は持っている。

それは、バドミントンを楽しむ、という原点だ。

解説者も言っていたが、二人の表情は非常に対照的だった。

大堀選手は勝ちたいオーラが出まくっていて、厳しい表情を崩さず、ショットが決まるたびに大声で自分を鼓舞させていた。

いっぽうで山口選手は、厳しい場面でも比較的柔和で笑顔を浮かべている。声は一切出さない。

勝利者インタビューでも彼女『辛くなってがんばるよりも、楽しくがんばるほうが自分にとっても良いと思ったので。』と答えていた。

苦しい時でもバドミントンを楽しむ気持ちを忘れない、という終始一貫した考えだ。彼女は今回だけなく、色々なインタビューで、試合を楽しむ、バドミントンを楽しむ、来ているお客さんを楽しませる、という気持ちをいつも持っている。

そこが、大堀選手がまだ持っていない感情だ。

もしかしたら山口選手は世界2位になるぐらい様々な苦しい局面を超えてきているからこそもっている感情かもしれない。

だから、これから大堀選手が世界に挑戦していく中で、やがてこのような、厳しい試合を経験しながらも、バドミントン自体を楽しむ、という姿に変わっていくかもしれない。

今後の大堀彩選手に注目している。

大人バド部のみんな、バドミントンを本当に楽しんでいるかい?



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

まだバドラー歴3年の孤独な大人ネコバド部長。1年目を過ぎたころから仲間ネコを集めて自主練の日々だ。バドミントンをしている時は素のネコになれるんだニャー。 目標は最強のネコバドラー。どんな相手だって受けてたつぞ。ニャー。