大阪なおみさん、決勝進出だ!そこから学ぶべきこと

とにかく大阪なおみがすごいことになっている。
今、行われているパリバオープンで、ついに本日準決勝に勝って決勝に進むことになった。

この、すごいというのは、なんといっても現世界ランキング一位のハレプ選手に勝ってしまったこと。
今まで3戦して1勝もできなかった相手だ。

しかも、だ。
さらにすごいのは、そのスコア。
ハレプに、6-3,6-0で勝ったのだ。

これは本当にすごいことなのだ。

大阪選手は現在44位。それが1位に勝っただけでなく、2セット目は6-0で勝ったのだ。

そしてその内容も非常によいものだった。
ハレプ選手は、まだ彼女が下位の時からとても警戒していて、いつも戦う時は準備万端にしていた。
3戦全勝だったのだが、そのうち2回は1セットを奪われていたからだ。
そして3回目である、つい数か月前の全豪オープンではしっかりと2セット連取で勝利している。

しかし、その勝ちの内容は、大阪選手の自滅だった。
ショットが入らなくなってしまうと、なおみ選手は自分に腹が立ってくるらしい。そしてどんどん悪い方向に行ってしまうのだ。
全豪オープンではそれが見事に出ていて、実力はあるのに自分のアンフォーストエラーで負けを重ねていってしまったのだ。

つまり自分自身の心情のコントロールができなかったのだ。

しかし、今回は全然違う。
1回戦から今日の準決勝までずっと見てきているが、すべての試合で、彼女は非常に冷静だ。

相手のエースショットが重なっても昂奮することなく、意気消沈することなく、自分のテニスを貫こうと思っている様子が伝わってきた。

そしてアップセットすることなく冷静に、冷静に、試合を進めていたのだ。

この変化には、ひとつの大きな要因がある、とマスコミは言っている。
それは、新しくコーチを迎えたことだった。

サーシャ・ベージンというコーチだ。彼はアザレンカやウォズニアッキなどの歴代世界ランク一位を育てた名コーチ。その彼が、当時まだ60位台後半だったなおみ選手のコーチに就任した。

通常、最高峰のレベルの四大大会(ウィンブルドン、フレンチ、オーストラリア、U.S.オープン)では試合中コーチのアドバイスは受けられない。
けれども、今回彼女が戦っているパリバオープンで1セット内に1回だけコーチのアドバイスを受けることができる。

彼は毎回彼女を励ましていた。
褒める、そして励ます。この繰り返し。
なおみ選手は、うまく行っていない時、すべてを投げ出してしまいそうなくらい試合を放棄するかのような言葉を吐く。
「何にイライラしているんだい?」
「全部よ、全部。」
そこから彼は、冷静にプレーすることの大切さをシンプルな言葉でなおみ選手に伝えていく。

彼女は今回、前回の試合後に、とにかく自分のテニスをすること、自滅しないように冷静にプレイすることを心がけた、と言っている。

これもベージンコーチのおかげかもしれない。いや、きっとそうに違いない。

そしてもうひとつ重要なことがある。
彼女がなぜ、今回のように、いや、いままでのように、次々と上位選手に勝っているのか?
それは彼女のマインドセッティングにある。
「相手がトップ選手であろうとなんであろうと、そんなの関係ない。自分はベストを尽くすだけ。」といつも言っている。

そのとおり、彼女は相手が世界ランク1位であろうと、決して萎縮することなく、堂々と自分のテニスを貫きとおした。

ここがすごいのだ。

いくらそう言い聞かせても、なかなかできることではない。

大舞台で上がるな、と言い聞かせても上がってしまうのが普通の人間だ。
バドミントンだって、大きな試合の時には上がってしまうのが普通の人間なのだ。
ところが彼女はあがることもなく、萎縮することもなく、自分のテニスをしていたのだ。

大人バド部のみんな

ゲームや試合の時、たとえ相手がどんなにうまい相手でも、萎縮してはいけない。

いままでやってきたことをやるだけだ。

普段の練習どおりのことを出すだけだ。

たとえミスがたくさん出ても、決して動揺してはいけない。

ミスは誰だってするのだ。

ミスは過去のこと。

さっさと忘れて次のショットに全力を尽くすことに集中するべきだ。

自分を信じよう。

 



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ABOUTこの記事をかいた人

まだバドラー歴3年の孤独な大人ネコバド部長。1年目を過ぎたころから仲間ネコを集めて自主練の日々だ。バドミントンをしている時は素のネコになれるんだニャー。 目標は最強のネコバドラー。どんな相手だって受けてたつぞ。ニャー。