バドミントンの練習で自分がとても大事だと思っているのは、自分の姿を見て、理想の自分とどのぐらいギャップがあるのかを確認する、という作業だ。
自分が打っている姿が、あまりにも想定と違うので、いつもビデオを観ると愕然としてしまう。
最近ではその愕然さもすっかり慣れてしまったから怖い。
ただ、ビデオを撮影し続けていると、いいことがある。
姿を見て、悪いところ、直したほうがいいところを頭に入れる。
特に、スマッシュやクリアを打つ時、どうしても正面を向きがちなのを、利き手を後ろに思い切り引き、ネットに対して右腰を後ろにやり、そこから体をひねって打つ。
この一連の動きを、実際に打つ時には常に意識をするようになった。
撮影をして、それを見て、あまりにも無様な自分の姿が焼き付いてしまったから、これじゃいけないと思って、打つ時に気を突けるようになったのだ。
それにしても自分が打っている姿を見ていると、まるでスローモーションを見ているようだ。
ひとつひとつの動作のスピードが、自分が想像していたのと比較すると、とても遅いのだ。
自分のビデオを観てから、実業団レベルの試合のビデオを観ると、恐ろしいぐらい違っていて、さらに愕然度が激しくなる。
このスローモーションの自分の姿を、なんとかしたい。
大人バド部のみんな
この、自分を客観的に観るという作業は、必ずやったほうがいい。
自分の姿が、理想としてる姿とあまりにもかけ離れている、ということを理解することも、上達するための効果的な作業のひとつだ。打ち方の研究をする時にはこのビデオがとても役立つ。
嫌がらないで、勇気を持って、自分を観て直していこう。
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