ミスボンシデクさんは、マレーシアでは知らない人がいないほど有名な元バドミントン選手で国民的英雄。
マレーシアに行って、現地の人にミスボンシデクさんって知っている?と聞いたら誰でも、知っていると、答えるだろう。それぐらい有名なのだ。
少し前までジュニアや有望選手の指導をしていたが、現在はかつて指導していた、マレーシアの代表チームのコーチに再び就任した。
そのミスボンさんがかつてNHKのテレビ番組で、ある都内の中学生バドミントン部男子の指導を一週間だけ行ったドキュメンタリーがあった。
それを今でも時々自分は見返しているのだが、見るたびに新たな発見があるから面白い。
ミスボンさんは中学生に色々な言葉を残しているのだが、我々一般プレーヤーにも通じるものばかりだ。
特にダブルスのゲームで彼がかつてこんなようなことを言っていた。
「勝つためには攻め続けなくてはいけない。」
ダブルスの場合はコートに二人。だからシングルスより守りが固くなる。そこを撃破していかなくては、守りだけでは決して勝つことはできない。勝てるのは、攻める以外は相手のミス。
他力本願のような相手のミスでは勝ちたくはない。だから、勝つためには攻め続けなくてはいけないのだ。
自分が先日行ったゲームでは、どうでもいいところでつい上げてしまうゲーム展開だった。
相手コートから上がってきた球を、ただ返球してはいけない。
上がってきたら攻撃だ。
これが、勝つ秘訣なのだ。
大人バド部のみんな
上げ癖がついている人はいないかい?
相手からの良い球をわざわざクリアで返したり(意図があれば別だが)、スマッシュするべきところをただ返球したり、相手のショートサービスをロビングしてしまったり。これはやめよう。
攻め癖をつけるのだ!
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