つい先日全日本総合選手権大会が幕を閉じた。ここ数年前から、NHKのBSでも三回戦あたりからテレビ放映をしてくれているから早速すべて録画をして観戦した。
自分が特に大好きな選手は、今ミックスダブルスで大活躍している東野有紗選手だ。1996年生まれ。ユニシスで活躍しているバドミントン選手だ。
彼女は最近、同じユニシスの渡辺選手と組んで、国際試合で非常に良い成績を残している。
特に今年は飛躍の年だった。
なんせ、一番大きいのが全英選手権で優勝したのだ。
さらにそれ以外の国際試合でも3位以上の成績を残している。
全日本総合選手権では優勝した。
しかも世界ランクは2018年現在で5位。めちゃくちゃ強いのだ。
もちろん彼らの試合もしっかり観戦した。
東野選手がすごいのは、ジャンピングスマッシュだ。男性とほぼ同じようにジャンプして強烈なスマッシュを打つのだ。
それがなんとこもかっこよくて見惚れてしまう。
さて、ミックスダブルスでは、普通のダブルスとはその構え方が少し違う。
サービスが男性の場合は、必ず女性は前衛で構える。相手から強烈なカウンターを喰らってしまうための対処だろう。
東野選手は、他の選手よりもかなり低い姿勢で構えるのが特徴だ。
動画を観てみてほしい。
これはつい最近の、香港オープンで優勝した時の決勝戦の模様だ。
東野選手は、渡辺選手がサービスをする時は、必ずやや前衛で、バック寄りに体を寄せてかなり低い姿勢で構えている。
実は、この東野選手の構えが頭にずっと残っていたため、本日の自主練では、彼女のことを思い出して、サーバーの後ろで構える時は、自分もかなり低めの姿勢で構えてみることにした。
するとどうだ。メリットがかなりたくさんあることに気がついた。
一番大きいのは、低く構えることで、相手からの攻撃にもすばやく反応することができるようになる。
たとえば相手がポトンと前衛よりに球を落としてきても、思い切り手を伸ばし、足を一歩まえに出して拾うことができるようになる。
また、左右や前後の動きも、低い姿勢からだと速い(ような気がする)
また、バランスも崩れにくいのだ。
下がる時も、前に出る時も低い姿勢のほうが安定している。(ような気がする)
時々はこうやって、選手達の構え方に気を配って観てみるとよい。
普段の自分たちとはまったく違う構え方をしていることに気が付くかもしれない。
もうひとつ注目してほしいのは、構えの時の足の位置だ。
これは説明するまでもないことだが、相手の受けをする時は足は左右に開き、攻撃やサーブをする時は当然足は前後に開いている。
では、みんなはそうやっているだろうか。
チェックいてみるといい。
[su_note note_color="#e1fca7"]大人バド部のみんな構えの時の立ち位置、足の位置など、時々意識して確認してみよう。 普段、サーブからのリターンがどうもうまくいかないな、ロングサービスへの対応がイマイチ遅い、と感じている時は、立ち位置が違っているかもしれない。 確認して、正しい位置で構えるようにしよう。 [/su_note]
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