覚醒した、自分のバドミントン その理由

これを書かずにはいられない。

あるコーチの一言で変わったのだ。自分のバドミントンが。

それは、実際のコートの中で言われたことではなかった。

練習時間が終わってから、他の生徒の質問に答えたあとのコーチの雑談の話の中に、覚醒のヒントがあったのだ。

それは腕の使い方の話をしている時だった。

『バドミントンって、飛ばそうと思えば思うほど飛ばないんですよ。飛ばそうと思う人は飛ばない、飛ばそうとしない人ほどよく飛ぶ。』

と言う。

この言葉は他の場所でも聞いたことがあったので、改めてやっぱりそうなのか、と実感したわけだが、自分が目覚めたのは、その言葉ではなかったのだ。

コーチが言った、その次に続く言葉だったのだ。

『飛ばそうとする力は、シャトルに当たる前なんです。飛ばそうとする人はシャトルに当たってから思い切り振ろうとする。

でも実際に飛ぶ力というのは、ラケットを下から上に振り上げる、この時の力だけなんです。』

そう言い切ったのだ。

なんということだ。

たしかに下から上にシャトルをとらえることは意識していたが、その力だけが飛距離を決定するとはまったく考えていなかった。

だから飛距離を伸ばしたいと思ったら、それこそ500mlのペットボトルを下から上に持ち上げる練習をすれば力がつくのだ。

そこで早速検証だ。

練習会でそれを試してみたのだ。

つまり、自分が今まで打っていた、シャトルをとらえてからのフォロースルーに注意するのではなく、フォロースルーは意識せず自然に任せて振り下ろし、その代りに、シャトルを打つ前までのインパクト直前の部分を集中して思い切り力を込めるやり方だ。

ただしその時は、インパクトの瞬間に一番力が出るように配分する。

一緒に打ってくれたのは、同年代だがクリアがむちゃくちゃよく飛ぶAさんだった。

普段の打ち合いでは、自分がいつも押され気味で、気が付いたら自分はエンドラインぎりぎりに立たされ、相手はコートの真ん中ぐらいに立っているというありさまだ。

さて、今日はどうだ。

打ってみた。

クリアの時、後ろから振り上げてシャトルに当てるまでを素早く、そしてインパクトの瞬間にだけ力を込めるようにして、打ったあとは力を抜く。

さあ、どうだ。

飛んだ。

いい音も出た。

そして想像以上にめちゃくちゃとんだ。

今までにないくらい、飛距離が出たのだ。

Aさんは打ち合いの間、一度もコートの中央に立つことはなかった。

クリアがこれほどまで飛ぶとは。自分のクリアが。

これか。クリアのコツは。

インパクトまでが大事だったのだ。

インパクトまでの瞬間、それだけに集中する。ただそれだけだったのだ。

大人バド部のみんな、クリアはインパクトまでの前腕が重要なのだ

極端に言うと、それ以外はほぼどうでもいい。フォロースルーもくそくらえだ。

 



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ABOUTこの記事をかいた人

まだバドラー歴3年の孤独な大人ネコバド部長。1年目を過ぎたころから仲間ネコを集めて自主練の日々だ。バドミントンをしている時は素のネコになれるんだニャー。 目標は最強のネコバドラー。どんな相手だって受けてたつぞ。ニャー。