そろそろバドミントンシューズがだめになってきた。
別に破れたわけでもないし、まだまだ新品っぽいのだが、裏側がもうツルツル。
ちょっと力を入れて床にふんばろうとしても、つつつつーっとすべてしまう。
これはいけない。
早速新しいシューズを購入することにした。
さて、そのシューズ、まあとにかく種類はめちゃくちゃ多い。
しかし、シューズについてはヨネックスかミズノ、アシックスが圧倒的に多い。
種類は少ないが、アディダス、ウィルソン、バボラ、そして薫風も出している。
周りを見てみると、圧倒的にヨネックスのシューズが多い。ついでミズノ。そしてアシックス。
ウィルソンやバボラ、薫風のシューズを周りで履いている人はみたことがない。
ウィルソンはラケットでは有名だが、靴についてはデザインの種類がイマイチで種類も少ないのだ。
どのシューズもウィルソンはこんな感じのデザイン。
デザインで決めたいなら、ウィルソンはデザインのバリエーションが恐ろしく少ない。
目次
バドミントンシューズを選ぶ時の注意点
ヨネックスはバドミントンやテニスに特化しているメーカーなので、バドミントンに関していえば、シューズだけでなく、ウェアやラケットの種類も非常に多い。
だから多くの人が愛用しているのだ。
でも、だからといってヨネックスが突出して優れたシューズを販売しているのかといえばそういうわけでもない。
ヨネックスについては、テニスとバドミントンのシューズにとても力を入れているようで、種類も豊富だし、デザインもどれにするか迷ってしまうほどたくさんあるし、たくさんの人が履いているのに、バラエティに富んでいるからほとんどかぶることがない。
バドミントンシューズに限っていえば、ヨネックス、アシックス、ミズノがそれぞれしのぎを削っている。
ソールのクッション性もそれぞれのメーカーが独自開発をしていて、比べるのもとても難しい。
また、シューズの軽さ、通気性、そして速乾性もそれぞれのメーカーで工夫している。
ホールド感については若干の違いがあるように思える。
ヨネックスは甲が全体的に高めで、しっかりと足を包み込む感じがある。
ミズノは逆に甲が全体的に低めで、自由度が高い感じで、ホールド感はさほど感じない。
ヨネックスからミズノに転向した人は、その辺のものたりなさがある。
ところがミズノに慣れている人がヨネックスのシューズを履くと、圧迫感を感じるかもしれない。
ただ、シューズはしばらく履いていると慣れてくるので、違和感は最初だけだ。
バドミントンシューズを選ぶときは以下の4点がポイントだ
1. ホールド感のある、なし (甲全体を包み込むタイプか、否か。)
2. シューズの軽さ
3.ソールのクッション性
4.グリップ力(摩擦力)
5.価格(コストパフォーマンス)
ヨネックスのバドミントンシューズ
シューズの軽さでいえば、ヨネックスが2016年から販売している、パワークッション、エアラス2は26cmで270gと、とても軽い。
色、デザインも今風でかっこいいので、多くの人が愛用している。自分もこのタイプはあちこちでよく見かける。
クッション性もバツグンで三層構造になっている。
ヨネックスバドミントンシューズ パワークッション820
(男性用、女性用)
ヨネックスバドミントンシューズパワークッション65(男性用女性用共通)
ミズノのバドミントンシューズ
ミズノバドミントンシューズウェーブファング
ミズノ バドミントンシューズウェーブファング
バボラのバドミントンシューズ
バボラは、なんと、あのタイヤの会社であるミシュラン社と共同開発して作ったアウトソールを採用している。どこがどう違うのは見た目ではわからないが、優れた耐久性と、着地の時の衝撃性が高められている。
甲が高くホールド感がある。さらにグリップ力があるというもっぱらの噂だ。
グリップ力というのは摩擦力のこと。バドミントンは激しいスポーツのため、怪我(特に捻挫など)を防止するためにもしっかりとした摩擦力を保持するため、地面との接地面が比較的広く作られている。
バボラは、その摩擦力(グリップ力)が高いので、安定性もあるのだ。
そしてもうひとつ、デザインのセンスだ。さすがヨーロッパの会社だけあって、デザインは日本のものと色使いが違い、おしゃれで洗練された大人のシューズ、という感じがする。
他の人とちょっと違うシューズを買いたい、という人にはお勧めだ。
一度バボラを履くとリピーター率が上がるのもうなずける。
アシックスのバドミントンシューズ
アシックスを愛用しているバドラーも多い。
アシックスは派手なデザインも多いが、逆にシンプルであまり目立たないデザインもある。
派手なものが好きではない人にとって、アシックスのデザインはありがたい。
また学生はアシックス愛用者も多い。
それだけ多くの人の支持を集めているアシックス。
ひとつアシックスが力を入れているのはその通気性。
ソールに設けた通気穴から空気を吸するシステムで、むれや湿気をすばやく外に逃がすから、足マメの予防にもなる。夏に汗でじとーっとしめっぽくなるシューズだが、その湿気を最小限に抑えようとするものだ。特に夏場に優れた力を発揮してくれそうだ。
ヨネックスよりホールド感(足全体を包み込む感じ)はなくヨネックスからアシックスに転向した人は何か物足りなさを感じるかもしれない。
でもそれは履いているうちにまったく気にならなくなる。甲の高さはなくても履きやすさは抜群で、通気性が良いため、真夏でも蒸れを感じることはない。
履いている自分が言うのだから間違いない。
アシックス バドミントンシューズ ゲルブレード
アディダスのバドミントンシューズ
アディダスも他のメーカーと同様に、クッション性、ソール、通気性などに優れたものを使用しているのは変わらないと思う。
ただ自分が一番他と違うと思っているのは靴そのものの耐久性だ。
どうやらアディダスは他のメーカーに比較して耐久性が良いらしいのだ。
自分はアディダスのバドミントンシューズを履いたことはないが、他の人に色々聞いてみたところ、比較的耐久性が良いんじゃない? 長時間の練習でもそれほど足が疲れない、と言う人が多い。
クッションが結構高めにできていて、衝撃吸収性が他と比較して高いのかもしれない。
もシンプルなデザインだが飽きの来ない、わりかしかっこいいデザイン、ということでも人気のようだ。
昔からアディダスのファンの人は、あの三本線が好きなのかもしれない。最新のシューズにも、この三本線が象徴的に使用されている。悪くない。
また、性能のわりに価格もそれほど高くない、というのも嬉しい点だ。
アディダスはバドミントンだけでなく、テニスシューズにも力を入れているから、球技スポーツシューズのノウハウはかなりあるのだろうと思う。
アディダス バドミントンシューズ クイックフォース
最近はネットで見てそのまま購入してしまう人も大勢る。
どこのメーカーが突出して優れているとか、逆にどこのメーカーが極めて劣悪、ということは、少なくても今回紹介した、アディダス、ヨネックス、アシックス、バボラ、ミズノについてはまったくない、といっていいと思う。
それぞれとても良いシューズだ。
あとは、予算、デザインの好き嫌いで選択してみてはどうだろうか。
素敵なバドミントンライフを送るために、ぜひ気に入ったシューズでバドミントンをやろう。
テンションが高まること請け合いだ!
コメントを残す