つい最近小野裕史(おのひろふみ)さんという人を知った。彼は別にバドミントン選手でも、バドミントンに関係する人でもない。
彼はビジネスマン。ベンチャー投資家で飯を食っている人だ。
それと同時にアスリートでもある。
ランだ。
マラソンマンだ。
働きながら、週末やお休みを利用してフルマラソンに挑戦したり、市民マラソンを楽しんでいる人は日本中に沢山いる。
でも彼は、おそらく日本でただ一人ではないかと思うぐらい、ものすごいマラソンをやっている人なのだ。
彼はフルマラソンだけでなく、ウルトラマラソンで世界中を走っている人。
いや、正確に言うと、走っていた人だ。
そのウルトラマラソンも半端ない。
北極マラソン、南極マラソン、サハラ砂漠マラソン、48時間寝ないで富士山をぐるっと160km走るウルトラトレイルンマウント富士。
そして、マラソンの中でももっともきついと言われているアタカマ砂漠250kmを三人一組で走るアタカママラソンにも挑戦し、世界一を取った人だ。
それらの過酷なマラソンの一部始終を本にしたのが、マラソン中毒者(ジャンキー)だ。
彼は、なぜ走るのかと言えば、常に挑戦し続けることをモットーにしているからだ。簡単な挑戦ではなく、できるかできないかわからないぐらいのものに挑戦することのほうが人間を成長させる、と思っているからである。
そして挑戦し続けることで、ちょっとずつ自分の行くべき道が見えてくる、とも言っている。
彼が挑戦し続けた数々のマラソン。彼がアタカママラソンで世界一になったのは2013年。今は2018年。
今はどうしているのか、と思えば、彼はまた新しいことに挑戦している。
それは、馬とのマラソンだ。
馬と一緒に走るマラソン大会に出て世界一を狙っているのだ。
なんともすごい人だ。
こういう人の本を読むと、自分の世界とはあまりにもかけ離れているけれど、とてつもなく勇気と、やってやるぞ!、というエネルギーが自分の中にふつふつの湧いてくるのがわかる。
大人バド部のみんな
それぞれに目標や夢があると思う。少しでもやりたい、という気持ちが芽生えたら、ぜひ挑戦し続けよう。きっとその先に自分の行く方向が見えてくると思う。
なぜバドミントンをやっているのか?
きっとそれは、あなたの心の羅針盤が動いたからに他ならない。
その自分の気持ちを尊重してあげよう。
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