本日土曜日は全日本総合の準決勝が行われた。
午後の一番のハイライトは、なんといっても女子ダブルスの決勝。
因縁の対決ともいえるだろう。
今年メキメキとチカラを付けてきている永原、松本ペアが、どのような対戦を福島廣田と行うのだろうか・
両ペアとも非常によい内容だった。
一セット目はどちらもゆずらない対戦であったが、最後に福島廣田ペが決めて、21対18でフクヒロペアの勝利。
二セット目は永原松本ペアが前を意識し、攻撃を意識して21対17で勝利。
そして三セット目は、福島のスマッシュやプレイスメントがとてもよく、前半は6連続ポイントを獲得した。
しかし松本や永原も負けてはいない。思い切ったプレー、攻撃力、デフェンス力を如何なく発揮した。
特に後半は、館内の風の影響もあり、攻撃しやすコートに変わってからはまるべく前に詰めて攻撃重視の体勢で対戦していた。
しかし、福島廣田選手も、1,2セット目の相手の出方に慣れてきた。ナガマツペアは、レシーブでもなるべく後ろに下がらず、前へ前と意識が向いていた。
そこをうまく利用し、フクヒロペアは前に後ろにと相手動かす。また攻撃されないように、容易にロビングをしない。
ナガマツペアはとにかくものすごい攻撃力を持っているからだ。
後半はフクヒロペアのよいところがたくさん出てきた。二人は二人の攻撃の形を取れるように様々なショットを工夫し、相手のとりずらい、右肩や中央などにスマッシュを送る。
18対11まで点差が開いてしまった。
レシーブで形を崩されてしまったナガマツペア。レシーブに転じると、相手の上手な球の采配によってその形が崩されてしまう。
後ろにしっかりとレシーブを送ることは得意な二人だから、スマッシュを封じることはできる。しかし、それだけでは点数は取れない。そこに相手によいレシーブをさせない攻撃力も日露尾だ。
最後は二人のレシーブがアウトになって終了した。フクヒロペアの勝利、21対13だった。
今年も準決勝に涙を飲んだ永原、福島ペア。残念だ。
でもきっと来年もおおいに活躍してくれるだろう。そしてランキングもきっと上がっていくに違いない。フクヒロペアをこれだけ苦しめたのだから。
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