バドミントンのショットで、最も大切なもの、それはクリア。
そう断言したい。
クリアを飛ばすことができれば、ロブもスマッシュもドロップもプッシュもそれにつられれてうまくなる。それらがうまくなれば、レシーブ、ヘアピンもうまくなる。
だからクリアだ。
みんな誰もがやれるのに、やっていない、しかもかなり効果的な練習によって、クリアを飛ばす努力をしてみよう。
その、効果的な練習法とは、以下だ。
①トップ選手のクリアの打ち方を徹底的に真似する
女性だったら高橋礼華選手、山口茜選手、奥原希望選手の動画で徹底研究。
男性だったら、桃田賢斗選手、彼は現在ランキング50位(2017年11月)だが、いずれは世界のトップ3に入ってきてもおかしくない選手だ。
デンマークのVictor Axelsen選手、韓国のSon Wan Ho選手、しばらく世界No.1だった中国のLin Dan選手、マレーシアのLee Chongwei選手またインドのKidambi Srikanth選手なども見ておくといい。
下の動画は、2017年のジャパンオープンでの男子シングルス決勝戦。
Viktor AxelsenとLie Chong Wei選手の戦いだ.
②毎日ひとつ、テーマを決めてやってみる。
なんですか、これって?
こういうことだ。
君は目をつぶった状態で、パソコンのキーボードを打つことができるだろうか?ブライドタッチができる人は簡単だ。だが、それができない人は打つことができない。
でも、目が見える状態なら、きっと誰でも簡単にキーボードを打つことができるだろう。
これは、いわば目が見えない状態でもキーボードが打てるようにする訓練だ。
なぜそんなことをするかって?
バドミントンのラケットを振る時、すべての動作を自分の目で見ながら振っているわけではないだろう?
つまり、見えない部分は自分の想像で補っているわけだ。
だから、自分のイメージ、想像どおりに振れているかどうか、確認する術がない。
だから、思ったとおりに体が動いているか、はとても重要なことなんだ。
そこで、こんな練習。
普段の生活の中で何でもいいんだ。
帰宅時に、ここからあそまで、同じ歩幅で30歩で到達する、でもいい。
何かひとつ、自分でテーマを決めてその通りにやる訓練だ。
これは、パーフェクトなフォームをそのとおりに実践できる自分になるため、だ。
みんなが出来ないのは、こんなふうに打ちたいと思った時、体がその通りに動いてくれないから。
だから、その体が思い通りに動かせたら、確実に自分の思ったとおりのコースに思った通りのやり方でそこにシャトルを運ぶことができるのだ。
でも多くの人は、そうはならない。
なぜって、フォームが違うからだ。腕の出し方、手首の使い方、足の使い方が間違っているからだ。
でも、自分の体を思う通りに動かせる人は、確実にそのとおりにできるわけだ。それを目指す訓練なんだよ、これは。
③素振り
当たり前のことだ。
素振りをする。
100回、200回。500回。
確実に自分のものにするためだ。
①で、有名選手のビデオを見る。②で、自分の思ったとおりに体を動かす訓練をする。③で、そのとおりに動かす。
地道に、確実に、クリアを飛ばせるようにしていくのだ。
大人バド部のみんな、きっとできる。 できないのは、やらないからだ。やれば、できるんだよ!誰でも。年齢、性別、性格、経験値に関係なく。
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