実力が同じ、技術面でも大差なし、そして前向きに上達を目指している場合、さらに何が必要か?と最近考える。
その答えはボディケア、体のケアだと思う。
体のケアというのは、整理体操や柔軟体操だけではない。怪我のない身体を作るためのケア、食事のケアも含む。
本日の自主練では、みんなが来るのを待つ間、体育館を走ったり、準備体操を自分なりにやったのだが、体の動きが遅い、というのが自分でもわかった。
その理由として、昨年末からひきずっている右膝の痛みが大きい。
いや、それだけではなく、もうひとつは、体重が重たい。体重が増えてしまったからだ。
これでは膝にも負担がかかってしまう。
この解決のためには、普段の食事の見直しが必要だ。
食事の見直し

基本的に食事は、お腹が空いている時に食べる。
時間が来たから食べる、ではお腹が空いていなくても食べることになってしまう。
だいたい昔は人間は一日2食だった。3食になったのは、江戸の大火以降、大工が大勢江戸に集まり復興作業をしている時、あまりにもお腹が空いてしまうので、日中屋台でごはんを食べたことで1日3食になった、という話を聞いた。
だからそれまでは1日2食が当たり前だったのだ。
自分も今は1日2食で済ますように努力している。普段はそれで十分だ。(朝と昼のみで、夜は夕食は取らず、お腹が空いたら軽く食べる程度。しっかり夕食を取ることはない。)
夜食べないと、朝が非常に楽だ。
夜食べる人は、寝ている時間が消化の時間となる。すると身体は消化にエネルギーを費やすので、熟睡ができず朝起きた時点で疲れているのだ。
でも、夜お腹がある程度空いた状態で寝ると、翌日朝はすっきり目覚めることができる。胃が消化のために働いていないからだ。
これを経験してしまったら、もう夜は食べることができなくなってしまった。
お腹がぐーっとなるぐらいで寝てもいいぐらいだ。
こうすると余計なものを食べない分、ダイエットにもつながる。
さらに食事の改善という点では、ビタミン、ミネラル類を多く摂るようにしている。
バドミントンに限らず結構激しい運動すると、必ず活性酸素が発生する。
これは何といっても老化を促進させてしまう非常にまずいものなのだ。
具体的には活性酸素を除去するのに役立ってくれるのは、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチン、セレン、亜鉛、銅など。これらを積極的に摂ることだ。
さらに、怪我をしないために、カルシウム、ビタミンEを摂る。これらは骨を強くしてくれるのに役立つビタミンだ。
具体的には、人参料理(ベータカロチン)、鰹節(セレン)で出汁を取った味噌汁や、鰹節を冷ややっこにかけて食べたり。
カツオやサバ(銅)を食べたり、干しエビやカシューナッツ(亜鉛)を食べたり。
煎茶を飲んだりアーモンドを食べたり(ビタミンE)。そしてイワシやこんにゃく料理、パセリをスムージーに入れたり(カルシウム)。
体を柔らかくしておく

これも重要だ。
体が硬いと怪我の元になる。また遠くまで手が届かなかったり、足が届かなかったり。
ムチのようにしなるからだを持っていれば、クリアだって遠くまで飛ばせるしスマッシュだって威力が増す。
そうかといって、この、体を柔らかくすること、は一朝一夕にできることではない。
だから地道に1年以上かけるつもりで、毎日やることが肝心だ。
毎日といっても、1日わずか5分でもいいだろう。
何かしら、柔軟体操を自宅で行うことだ。寝る前でも良いかもしれない。
体の硬さは人それぞれだけれど、毎日少しでも行うことで、柔らかくなっていくだろうと思う。もし何もしていないなら、バドミントン上達は見込めない。
練習後のストレッチ

きっと忘れている人が多いと思う。
バドミントン教室では必ずやることだが、普段の自主練などではついつい忘れがちだ。
もしその場でやる時間がなかったら、自宅に戻ってからでもやる価値は十分にある。
ストレッチは、いくつかの意味がある。
まずは緊張している筋肉をほぐしてやわらかくすること。そうしないと体が硬直したまま疲労が蓄積し、これが疲れが取れない原因になったり、怪我の原因にもつながる。
次に、先ほど言った活性酸素除去。体に酸素を送り込んであげることで老化促進を少しでも阻止する。
やり方は文章にすると難しいので、ストレッチの動画を探してみた。
色々な動画を観まくった結果、こちらの動画が一番良さげだと思ったので公開しておく。
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