バドミントントップ選手たちの2020年



さて、2020年の1月も、すでに後半に入ってしまった。早い。

特に大人バドミントンをやっている人たちは、若い人よりもそう感じるだろう。自分も同じだ。お正月だと思っていたらもう2月が目の前なんだから。

さて、皆さんのバドミントンライフはどうだろう。今年は東京オリンピックもあるから、7月~8月は相当盛り上がるに違いない。そしてもしも日本人の誰かがメダルを取ったら、さらに盛り上がること間違いなし。

ちょうど4年前にタカマツが金メダルを取って、バドミントンが少しメジャーになったのと同じよに、今回メダル取得者が出れば、またバドミントンが少しメジャーになっていく(はず。)

バドミントンというスポーツは、特にシニアにも向いてるスポーツだ。

自分の周りには60代、70代、80代手前ぐらいの人たちでもバドミントンを楽しんでいるからだ。しかも学生時代にやったことがない、未経験の最近はじめたばかりの男女が、だ。

まあ、シニアに手軽なスポーツの代表とえいば卓球だと思うが、バドミントンだっていい線を行っている。

たしかに若い人に比べたらパワーも速さも負けてしまうが、それでも同年代の人たちか少し若い40-50代の人たちと楽しくやっている姿を見ていると、バドミントンっていいな、と思ってしまう。

3月末までは気が抜けない期間

さて、そんなバドミントンだが、今年はもちろん、バドミントンのトップ選手たちにとっては非常に大切な2020年だ。

卓球はすでにオリンピック代表選手が決定したが、バドミントンはまだ決まっていない。

オリンピック選手になれるかどうかは、3月末までの世界ランクのポイントで決まってしまう。

一番どうなるかハラハラいているのは、女子ダブルスだ。他のカテゴリーはほぼ順当。しかし女子ダブルスは昨年からずっと混戦中なのだ。

タカマツ、ナガマツ、フクヒロ、この三ペアのうち出場できるのは二組。すべての選手に出てほしいのだが、それはポイントで決まってしまう。

金メダルペア、タカマツファンに痛手

とても痛かったのは、昨年のワールドツアーファイナルズだ。タカマツはその時点で三番手だったので、出場枠が得られずこの大会に参加すらできなかった。そのため他の2ペアからポイントを大きく落としてしまった。他の二ペアはご存じのように、ナガマツが準優勝、フクヒロはナガマツに負けはしたが、準決勝まで進んだ。

そのため、現時点(2020年1月23日)では、フクヒロが世界2位、ナガマツが3位、そしてタカマツが4位。トップ5に日本人ペアが3組は変わらずだ。しかし今のところタカマツのポイント数が他の2ペアに比べて非常に少ないため、高松のオリンピック出場が今のところ大変危うい。

全英オープン、マレーシアオープンでオリンピック代表選手がほぼ決まる

さて、3月末までの残りの大会の中で、もっとも重要視しなくてはいけないのは、3月の全英オープンだ。もしこの大会でタカマツが優勝し、ナガマツ、フクヒロがそれほどの活躍をしなかったとしたら、タカマツは大きく前進することは間違いない。

これから3月までの大会で大きなポイントが入るのは、レベル2の3月の全英オープン、そしてレベル3のマレーシアオープンだ。特に全英はSSランクの大会なので、優勝すれば9200ポイントが入ってくるのでデカい。

この二つの大会でもしタカマツが優勝し、他の2ペアの成績があまりよくなければ、2位、3位の逆転も十分に可能だ。

元旦もA代表選手たちはバドミントン合宿

さて、2020年1月、選手たちはどのような思いでお正月を迎えたのだろう。そう思っていたら、なんと彼らは年末年始を挟んで合宿をしていた。

毎年このようなスケジュールなのではなく、今年は特別だ。というのも年明けすぐにマレーシアマスターズ(2020年1月7日~12日)、続いてインドネシアマスターズ(2020年1月14日~19日)があるため、どうしてもスケジュールの都合で年を挟む必要があったためだ。2019年12月29日から2020年1月4日までの期間、彼らは日々練習に明け暮れていたのだ。

合宿中のA代表の選手たちはそろって初詣に出かけたという。場所はナショナル味の素トレーニングセンターのすぐ近くにある清水稲荷神社。味の素センターは都営三田線の本蓮沼(もとはすぬま)駅。そこから 徒歩で約10分で神社に着く。

A代表選手たちは、初詣をそこで済ませてから通常通りの練習を行っていた。報道機関には元旦の練習がオープンになっていたそうなので、この模様はバドミントンマガジンにも掲載されている。

奥原希望選手は他の選手と違う

これを読んで気が付いたのは、奥原希望のことだった。奥原選手が一昨年プロに転向したことは知っているだろうと思う。

今回の年末年始合宿は、他の選手たちはS/Jリーグ終了からの短い休みを経ての参加だった。決勝まで戦った再春館製薬所とユニシス、トナミ運輸は最終決戦が12月22日だった。

しかし奥原選手はそういったチーム大会には出場する必要はない。だから他の選手たちよりもかなり早い時期に体をゆっくり休め、年末からはじまる合宿に合わせて体作りを行うことができたのだ。

これがプロと実業団所属の選手では大きく異なることだ。

プロになれば孤独で定期収入の確約がないという面はあるが、そのいっぽうでスケジュールを自由に組むことができ、自分の責任において自由にトレーニングすることができるのだ。

奥原選手は自分の進むべき道がはっきりしたため、今年のテーマは「貫く」ということだそうだ。

奥原選手のまじめさや実直さは他の人たちにひとつのお手本となるものなのかもしれない。

桃田選手の交通事故

桃田選手が交通事故に巻き込まれてしまったのは大変なことだった。皆の思いとしては、幸い骨折は免れたため、それほど長期間の休息を強いられることはなさそうなので安心した、というのが正直なところだろう。

しかし、2019年の大活躍と同時に、やはり疲れも相当溜まっていたに違いない。その疲れのままに年末からの合宿、そしてすぐにマレーシアオープンでの優勝。もし事故がなければそのままインドネシアオープンに向けての移動、のはずだった。

桃田選手は現在世界ランク一位。その座をキープするためにも、周りは休ませることをしてあげない。少なくても8月初旬までのオリンピック終了までは、フル回転のスケジュールが組まれているに違いない。

しかし、選手だって人間だ。機械じゃない。こんなに毎週のように練習、合宿、大会、練習、大会と続いては、どこかで糸が切れてしまう。

やっぱり適度な休息は絶対に必要なことなのだ、と思う。

自分だってアウトプットを続けてばかりいれば、インプットの時間が欲しいと切に願う。体がそう叫んでいるのがよくわかる。

だから人は束の間の休息を求めて旅をしたり、美味しいものを食べたり誰かと楽しい時間を共有したりするのだ。

ものすごく蛇足だが、最近「サ道」というドラマをアマゾンプライムで観てしまった。

自分はサウナなんてまったく関心はなかったのだが、このドラマを観たおかげで、サウナにがぜん行きたくなってしまった。うーむ。これもいい息抜きになるばかりか、自分の体調や心を整えるのにとてもよいインプットの時間だ。このドラマで、サウナ好きの気持ちがわかったような気がする。

すみません。かなりの脱線。(;'∀')

さて、桃田選手はこれからしばらくの間、こころとからだのケアに集中してほしい。こんなこと、自分が言うことでもないが、私たちとしては暖かく見守る以外にできることはない。

大人バドラーの2020年

2020年、バドミントン選手たちは、今年もさまざまな活躍をしてくれると信じている。自分も今年は昨年よりさらに、少しストイックにバドミントンライフを送っていこうと思う。

まだはじまったばかりの2020年だが、今年もあっという間に過ぎ去ってしまうことだろう。振り返ってみて、いったい自分は今年は何をやっていたんだろう、と思わないためにも、しっかりと自分が決めたことを実行していきたい。

先日、改めて昨年末に仕上げた曼荼羅チャートを改良し、本当の、自分の2020年の曼荼羅チャートを仕上げた。今はそれを壁に貼って毎日のように眺めている。

いやいや、眺めるだけじゃなくて、具体的な取り組みも行っている。全部は実行できなくても、少なくても何も目標を設定していないのと比べたら、きっと違いがあるだろうと思っている。

適度な休息を入れながら、今年も少しでも上達できるように、そして楽しみながら前進できるようにバドミントンと付き合っていこう、と思っている。

大人バドミントン部のみんなも、それぞれの楽しみ方でバドミントンと末永くつきあっていってほしい。



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ABOUTこの記事をかいた人

まだバドラー歴3年の孤独な大人ネコバド部長。1年目を過ぎたころから仲間ネコを集めて自主練の日々だ。バドミントンをしている時は素のネコになれるんだニャー。 目標は最強のネコバドラー。どんな相手だって受けてたつぞ。ニャー。