先週冬のオリンピックが終わった。平昌(ぴょんちゃん)での日本人の活躍はめざましいものだった。
私的には、カーリングがメダルを取ったことが嬉しかった。
オリンピックが始まるまでカーリングなんてまったく興味がなかったが、チームLS北見を創設したのが、たった一人でスポンサー集めからスタートし、ゼロからのチーム作りを行ったマリリンこと本橋麻里さんだ。
この根性がすごい。
一人一人とコンタクトし、チームメンバーを集めたことと、それと同時にスポンサーも募る。
コーチや監督との交渉も必要。練習場所の確保も。
何よりローカルな北見だ。そこでの孤独な活動。
カーリングというマイナー競技。
色々なことが足枷(あしかせ)となったはずだ。
チーム結成から銅メダル獲得まで8年という歳月がかかった。
そんなたゆみない努力を見せられて、カーリングに興味を持った。
日本は今、複数のメダルを期待できる競技に今、予算をたくさん費やしている、という。
その中のひとつがバドミントンなのだ。
東京オリンピックでメダルが狙えるのは、なんといってもバドミントン女子ダブルス。
高橋松友選手は当然だが、福島廣田組は現在世界ランキングが第四位、さらに米元田中組は世界第6位と続いている。
彼女たちペアの誰かがメダルを取る可能性が高いのだ。
そして男子。
当然桃田選手がメダル候補だ。桃田選手は現在第42位。でも試合数が圧倒的に他選手と比べて低いのだ。
今年から彼はA代表となったから試合数や試合のランクもぐっと上がる。だからかなり上位にくることは間違いないと思う。
バドミントンは他の球技に比べてずいぶんマイナーだと思っていたが、カーリングと比較すれば圧倒的に恵まれていると言える。
何よりも予算がつく、というのが心強い。
オリンピックに出場する選手でさえ、資金面では苦労している。
練習場所やそれにかける時間はなにより必要だ。でもスポンサーをしてくれる企業がいなければ、働きながら空いた時間を練習にあてるしかない。
スポンサーをしてくれる人がいてはじめてまともな練習や、時間の確保ができるのだ。
でも設備がなくてはできないような競技をする者にとっては練習時間以上に場所の確保が必須だ。お金もかかる。
強くなるためには遠征だって必要だ。遠くなればなるほどかける時間とお金は膨らむ。
バドミントン選手はほとんどがどこかの企業に属している。だから練習時間もきちんと確保することができる。
そういう意味では、他のマイナー競技よりも恵まれていると言える。
遠征費用だって代表になれば全部出してくれる。
特にA代表になれば、格付けの高い大会に出ることもできる。そこで勝ては当然ランキングがぐんと上がる。
大人バド部のみんな
平昌オリンピックではたくさんのすばらしい日本人選手が活躍した。
みんな口々に、応援してくれた人たちへの感謝の気持ちを語っていた。
具体的なサポートをしてくれている企業や団体には特に敬意を表したい。
結果が見えなくても、選手を金銭面で支えてくれる企業や団体はかけがえのない力強いサポーターだ。
そういった企業や団体をしっかり応援しよう。
大人バド部のみんな
ちなみに、9月開催のジャパンオープンでは、ダイハツ、ヨネックスがスポンサーとなっている。
昨年(2017年)から新しくスポンサーになってくれているダイハツ。
軽自動車や低燃費車の購入を迷っている大人バド部のみんなは、ダイハツ購入を検討してみよう~。(決して自分はダイハツの回し者ではない。)
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