バドミントンが上手になるためには、基本的にはよく練習することだ。
最初は初級のバドミントン教室から始めるといい。
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週1回の教室だけでは上達することが難しい
しかし、週1回のバドミントン教室だけでは、伸びが遅い。1年たってもそれほど上手になるとは思えない。
また、自分自身も2時間/週のバドミントンだけでは、きっとつまらないだろうと思う。
そこで手っ取り早く効果的なこととして、バドミントンで顔見知りになった人たちと練習してみよう、ということになる。
それが、今自分がバド部長をしている自主練グループだ。
最初は、わずか2人からスタートした。
二人とも超初心者で、クリアもまともに打つことができない。
しばらくは二人で教室で習ったことを復習する形で練習を始めた。
二人だから、2時間もやれば十分なのだけれど、二人ともド下手だから、最初のうちはクリアだって全然続かない。コートの使い方も全然わかっていなかった。
基礎打ちのやり方さえもわからない。
それでも1時間ほど二人で打ち合いをしていたが、賛同する人数が少しずつ増え、今は常時10名前後で打ち合っている。登録者は20名ほど。
そうこうしているうちに週1回の自主練が週2回となり、1回3時間の練習を行って現在に至っている。
自主連をするために必要なこと
自主連グループはの中で一人、こまめに動ける人を一人決めておく。
その人が日程や時間や人の調整を行う。
ちょっと大変そうだが、複数の人がやってしまうと行き違いやミスコミュニケーションが発生したりするので、この役は1人のほうがいい。
自分たちの自主練スタイルを決めておく
時間をどのように使うかはもちろん自由だが、毎回ルーティンのやり方を決めておくといい。
自分の自主練では、アップは各自やってもらう。(柔軟体操など)
その後ある程度の人数がそろっていれば全員で基礎打ちを行う。
時間がバラバラで来るようなら、早く集まった人から基礎打ちを行う。
基礎打ちは、何か特別にやることがあれば別だが、通常の基礎打ちなら5-10分以内にやってしまう。
時々基礎打ちの時に行う練習として、バックドライブやクロスカットのドロップ、ドロップ交互などを挟む時もある。
ひととおりの基礎打ちが終わったところで、メインの練習に入る。
自分の場合、メインの練習はメンバーによって変えている。
自主連メンバーは楽しくやりたい、という人が半分、もっと自分の苦手ショットを練習したい、という人もいて、ニーズがばらばらだ。
それを、ある程度のみんなの要望を満たしながら効果的な練習をしていくところがとても難しいし、主宰者の腕の見せ所ともいえる。
メイン練習をどんなふうに設定したらいいのか?
基本的に大人バド部の自主練は、ダブルスだ。
クラブによってはシングルスの練習をしているところもたくさんあるが、我々はなんといってもダブルス。
だから練習のメインは四人でやることが多い。
四人の場合、みんなが不得意なローテーションの練習、前後、左右の動きの練習が多い。
後衛と前衛のスムーズな入替えや、サービス周りの練習も行う。
時間は小一時間程度なので、やれることは限られている。
毎回、1回ごとに違うテーマを設け(せいぜい1テーマ)、そのテーマに沿って徹底的に練習を行う。
みんなが真剣に集中してやれば、短時間でも実のある練習ができる。
そして残りの小一時間は練習ゲームを行う。
自主連チームはクラブとは違うので、バドミントン自体を楽しむ、ということも目的のひとつとしている。
だから、ゲームも楽しく行いたい。
ゲームについてはフルセットはやらず、1セットのみ。また人数が多ければ時間で区切って行うことが多い。
だいたい8分、7分程度で区切ることが多い。
自主連チームを運営する時気ををつけたいこと
一番面倒な金銭面の管理
少ない人数の時は、誰かがシャトルを持ってきてそれでやっていたが、人数が増えるとそういうわけにいかない。
自分の場合、シャトル代(参加費用)は一回100円。場所代がかかる時は人数に関係なく場所代として6名程で割った金額を請求している。
たとえば場所代が600円なら、場所代100円プラスシャトル代100円を支払ってもらうようにしている。
黒字になることもあれば若干赤字になることもあるが、おおむね黒字で推移している。
ストックしているお金はすべてシャトル購入時に消えていく。
シャトルはニューオフィシャルを使用しており、一回の自主連で3個ほど新しいシャトルを下ろしている。
スケジュール管理
これもまた誰かがやらなくてはいけない、面倒なことだ。
ほうっておくわけにもいかない。
誰が来るか、何名来るか、行くまでわからなければ、もし1名しか集まらない時、その人が困ってしまう。
みんなのスケジュールをどこかで『見える化』しておく必要がある。
そのため、SNSやスケジュール管理アプリで、誰がいつ参加するかわかるようにすると便利だ。
スケジュール管理の枠だけ主催者が作っておけば、あとは参加者が勝手に更新してくれる。
まとめ
自主連チームは、簡単に作れる。
この自主練チームを作る目的は、やはりなんといっても上手くなりたいからだ。
特に主催する人は、自分が動くことでチーム全体のことを考えるようになるので、リーダーシップを取ることができるし、自分で研究したり勉強したりすることになるだろう。
だから、面倒な面も確かに多いのだが、自分が中心になってバドミントンをやるようになるので、きっとスキルがつくよになるだろうと思う。
ただやっているだけではつまらない。
もっと積極的にバドミントンに関わって、自ら上手になっていこう。

最初は2名からでもいいので、自主連チームの名前をつけて早速練習をやってみよう。そのうち、好きな仲間が少しずつ集まり、きっとさらにバドミントンが楽しくなることに違いない!