2020年読むべきバドミントン本

さて、2020年はオリンピックイヤーだ。嫌が応でもバドミントンは盛り上がるに違いない。今やバドミントンは競技人口がうなぎのぼり。どこのバドミントン教室も大勢の人が集まってくる。しかしリピーターも多いことから、なかなか教室の空きが出ない、というところもあることだろう。

現に自分が通っているバドミントン教室は毎回大賑わいで、常にキャンセル待ちが続いている。

そんなバドミントン、今年も読むべき本が目白押し。ぜひ一冊でも手に取って読んでみるといい。いろいろな発見が必ずあるはずだ。

毎日の生活でもメンタル強化に役立つ50のルール!

この本は、今や誰もが知っている有名テニスプレーヤーの元コーチだった、サーシャヴァイン氏の、心を強くする「世界一のメンタル」50のルール、という本だ。

もちろんテニスで強くなりたい人に、心をどのように持っていったらいいのかという内容だが、これは当然だがバドミントンにも、普段の生活にも十分にあなたの役に立ってくれる本だ。

心が折れそうになった時、普段の力を出したいと思った時、勇気が必要な時、楽しみたい時、目標を達成したい時、どんな場合でも彼の哲学を学び、メンタル強化をしていけば、自分の持っている力を100%、いや、それ以上発揮できるかもしれない、メンタルトレーニングの本だ。2020年新たな年に向けて、新春までに、あるいは新春に購入する本としては最高かもしれない。

見るだけでうまくなる、バドミントンの基礎

この本の著者である 大束 忠司 さんのことを知らない人もいるかもしれない。しかし彼はかなりの経歴の持ち主だ。なんせ全日本総合のダブルスで5回、ミックスで3回もの優勝経験を持っているのだ。もちろんオリンピックにも出場している。 2004年 アテネ五輪、そして2007年のUSオープンのダブルス優勝。
2008年 に北京五輪ダブルスで舛田圭太氏とペアを組み、5位入賞も果たしている。2009年に引退し、現在は日本体育大バトミントン部のコーチを務めている。そんな彼が出版した本だ。初級レベルで基礎をきちんと学んでいきたい、という人にはうってつけの本だろう。

フットワークを強化したいならこれ

2020年はフットワークに注力したい、と思っているならまずはこの本を手にとってみるといいだろう。

この本はの基本の動きを説明しているのだが、 青森県・浪岡ジュニア監督である奈良岡浩さんが、現代バドミントンのフットワークを詳細に解説している。モデルはもちろん息子の奈良岡功大選手だ。

奈良岡監督が考えるフットワークの基本は、一般的な他の監督やコーチが指導するものと少し違う。たとえば効率のよい足運びは、飛ぶように動くのではなく、柔道などのすり足のように動かせと指導している。

極力無駄な動きを避け、効率のよい足運びを主軸にフットワークを行うのだ。

この本は基本中の基本ばかりを解説しているのだが、初心者や初級者が読むのではなく、できれば初中級からその上の人が読んだようがより理解力が高まるだろう。特にバドミントン特有の体の動きは、初心者レベルではまだ理解できない部分が多い。ただ見て解説を読んだだけでは理解しがいたい。

でもある程度フットワークをやっている人が読んだら、理解した上で実践練習に取り入れることができるだろう。

女性向け、アスリートのパフォーマンスをあげるための食の本

この本は基本的に運動をしている女性のために、パフォーマンスをさらにあげるためにはどのような食事のとり方をしたらよいのか、食事に関してどんなところに気を付けらいいのかを解説してくれている本だ。

特に女性のためだけに書かれているのは、生理のことや、男性より小食な女性の体つくりなどにも言及しているからだ。さらに具体的な食事内容や栄養の基礎知識など、知っておきたい食のことやパフォーマンスレベルを強化するためにできることをわかりやすく解説してくれている。

バドミントンではフットワークや筋力をつけること以上に、食、栄養摂取はとても大切な要素だ。自身のパフォーマンスを上げるための食事にも気を付けたい。

基礎体力作りでパフォーマンスアップ プロ集団がやっていることを公開

Tarzanのムック本なのだが、基本的な基礎体力をつけたいと思ったら絶対に参考にしたいことがたくさん詰まっている、超お得な本だ。

もともとはダイエットをするために、体が資本の自衛隊員に取材した、普段は表に出ない内容を上手にまとめている本だ。題名はダイエット本だが、内容はダイエットというよりは、基礎的な体力をつけるための、食事と運動の正しいやり方を伝授してくれる本なのだ。単なるダイエット本だと思ってはいけない。

自衛隊は誰もが一目置く、タフな体の持ち主であることは疑いもない。その体を日々どのように管理しているのか、どのようにしたらあのようなタフな体になれるのか?を事細かく書いてくれている。

この本を読めば、決して外に出ることはない自衛隊員が日々行っている基本の体作りを、自分たちも実践できるのだ。

コンテンツはひとつひとつの運動を写真と文章でつづっているのだが、同じ運動のメニューを初心者~上級者に分けて、自分に一番合ったやり方を提案してくれている。また大きな写真付きだから視覚的にわかりやすい。

また運動メニューだけでなく、時間管理術や食事の攻略法、そして戦術ノートまでついているから、無理なく長く続けられそうだ。読んでみると決してダイエット本だけではないことがわかる。ダイエットをするというのは、本来の正しい適正体重に戻るということであって、決して痩せる、ということではないことがこの本からわかるだろう。

女性のみんな、自衛隊=男性 という時代はとっくに終わっている。自衛隊の女性隊員もこの本の中にはたくさん登場している。

こんなにしょっちゅうバドミントンをやっているのに、脇腹の肉がどうしても取れない、お腹の肉が気になっているという人こそ、自衛隊方式の運動と食事の摂り方を知って、脂肪のないすっきり体型をめざしたい。

そうすれば必ずやバドミントンのパフォーマンスは飛躍的に上がっていくだろう。

大人バド部 女性必読書 あのフジガキペアがダブルス極意を教えてくれる

なんと、2018年の全日本総合で、タカマツペアに敗れたその日が、引退前最後の試合だったあのフジガキペア。

日本の現在の快進撃は、彼女たちのロンドンオリンピック銀メダルからスタートしたと言ってもいい。 藤井瑞希、垣岩令佳(ルネサス)のメダルは、日本のバドミントン界の明るい兆しだったのだ。

その二人が初めて本を出版する。対象はダブルス。もちろん男性にも十分に得るものがある内容だ。ダブルスの基本とコツを、写真も交えながらじっくり教えてくれる。

バドミントンの世界でトップアスリートの二人は、今でもコーチとして現役アスリートを支えてくれている。その彼女たちはどんなテクニックやコツを教えてくれるのだろうか。まだ出版されていない本を手に取る日が待ち遠しい。(2019年12月20日発売予定

みんなで育てよう、2種類目のバド専門誌

なんと、2019年に入って、いままでは独占状態だった、バドミントン専門誌の2種類目がついに刊行された。

バド専門誌と言えば、もうバドミントン・マガジンと決まっている。自分も購読している。しかし「楽ミントン」という名前の新しい雑誌が発売されたことを知ったのはつい最近のこと。

発行元も株式会社ちかなり というところで聞いたこともなかった。いろいろ調べていくと意外なことがわかった。

この「ちかなり」というところではバドミントンショップも経営している。さらに驚いたことに、地域のバドミントンクラブも立ち上げており、メンバーたちが「ちかなりバドミントン部」の部員として定期的にバドミントンの練習を行っているのだ。練習場所は、東京都足立区綾瀬の、東綾瀬中学の体育館だ。一般の人でも受け入れているようなので、興味があれば問い合わせてみるといい。

ショップ本店には、とっても小さいがバドミントンコートが店の奥のほうにあった。しかしこのコート、どう考えても普通のバドミントンの練習はできないほど天井が低いし、コートもめっちゃせまい。

試打専用か?と最初は思ったほどだ。

ところがここでは、このコート内でも楽にバドミントンができるようにいろいろな独自ルールを設け、バドミントンゲームを楽しめるように工夫していることがわかった。動画も作っている。そのひとつがこれだ。数分なのでちょっと観てみてほしい。

これはダブルスで行うバドミントンだが、ルールは少し違う。二人が交互に打つというもので、卓球のダブルスルールとまったく一緒だ。これ、意外に面白そう。時々バドミントンのレクで取り入れてもいいぐらいの内容だと思わない?

何と言っても狭いスペースでできるのがいい。まあ、余談ですが、とにかく調べてみると意外にまじめにちゃんとやっている会社ということがわかる。その会社が楽ミントンという雑誌を立ち上げたのだ。

まあ、創刊号はあまり評価は高くないようだが、第二号は在庫切れになるほどの売れようだ。バドミントン・マガジンの内容と比較してしまうとどうしても見劣りするのは否めないが、いいじゃないか。独自路線を貫いてほしい。

そして、何よりも、買ってくれる人がいなければ続かない。ぜひ大きな広い心でこの雑誌をみんなで育てていこう。きっと今後良い雑誌になることだろう。頑張れ~。

バドミントンは背骨の動かし方が肝!

シャトルの打つ時にとても重要な背骨。この背骨をぐらつかせずある程度固定した状態で打たないと、よいシャトルを打てない、と言われている。しかしこの本によるとそうではないという。固定の状態と動く状態の両方を手に入れないと良いパフォーマンスを発揮できない。

奥原選手が実践していたという、この 「脊柱ライントレーニング」。写真付きでじっくり紹介してくれている。奥原選手のようなバドミントン選手や飯島直子さんや妻夫木聡さんのような俳優など、有名人の体づくりにも貢献している新世代の背骨のトレーニング法だ。

ぜひ最新の科学や分析を元に作り上げられている実践トレーニングで、自分の体づくり、バドミントンのパフォーマンスアップに役立ててほしい。



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ABOUTこの記事をかいた人

まだバドラー歴3年の孤独な大人ネコバド部長。1年目を過ぎたころから仲間ネコを集めて自主練の日々だ。バドミントンをしている時は素のネコになれるんだニャー。 目標は最強のネコバドラー。どんな相手だって受けてたつぞ。ニャー。