さて、本日はコーチを招いて自主練にいそしんだ。
とにかく我々自主練メンバーは、クリアをバックバウンダリーから反対側のバックバウンダリーまで飛ばせる人が誰もいない。自分も飛ばせない。割と飛ばせたな、と思う時でもダブルスのサービスラインまでしか飛ばないのだ。困ったものだ。
そんなわけで本日もメインメニューはクリアと振り上げ。この二つがきちんとできるようになれば、初中級脱出だ。
クリアでも何でも、ショットを打つ時は、一人ひとり打ち方が違う。100人いれば100通りの打ち方のクセがあるのだ。だけどそのクセはたいていショットに悪影響を及ぼしている。だからクセを取り除いて正しいフォームで打つことこそがとても大切なのだ。
しかし、そのクセは誰かに指摘されないと、なかなかわからない。
クリアショットの自分の悪いクセとは
クセはなかなか気が付きにくい。どうやったらわかるのかというと、それこそいつも一緒に打っている仲間の誰かに尋ねるか、コーチに指摘してもらうか、あるいは自分で動画を撮って見つけるか、だろう。
本日、自分はコーチからの指摘と、動画を撮ってダブルで確認することができた。
クリアを打つ時の自分のクセ、それは、手と足が同時に出てしまう、ということだ。打つ直前に半身になるのはできている。しかしその後、本来なら腰を回転させて後から腕がついてくる感じで打たなくてはいけないのに、腕を振ると同時に足も同時に前に出てしまっているのだ。
これは実は指摘されるまでまったく気が付いていなかった。半身になって、腕を鞭のように降り下げる、ということばかり意識していて、腰の回転と腕の振り下げの時間差などまったく気にしていなかったのだ。
これではどんなにがんばっても遠くまで飛ばせるわけがない。
今年1年間の自分のテーマは、クリアをきちんと打てるようにする、ということだった。しかし来年も引き続きクリアをテーマにしなくてはいけない。だって全然飛んでくれないんだから。
そして具体的な改善ポイントのひとつとして、本日指摘された、腕と足が同時に出てしまうというクセ、これを直すことを来年のひとつの課題にしていかなくては。
1回1テーマを持ってショットを打つことが上達の秘訣
何でもそうだが、自分がここを注意しよう、ここを直そう、という意識を持って練習をしなければ、なかなか改善することができない。
クリアだって、ただ遠くに飛ばしたい、とだけ思って打っていてもなかなか上達はしない。
自分の改善点を具体的に把握して、打つ時に注意する、意識して打つ、ということを徹底しないとなかなか上達は望めないのだ。
だからなるべく具体的な改善点を見つけ出して、一回の練習にひとつだけ意識して行う。
たとえばひとつのショットに複数の改善点を見つけたら、練習の時すべてを直そうとしないで、ひとつだけピックアップしてそれを重点的にやってみるのだ。
たとえばクリアショットで、自分のように手と足が同時に出てしまわないように腰の回転に重点を置いてやってみることがひとつ、そして別の日には、打つ直前に肘をきちんと上げる、ということを意識して練習するのがひとつ。
一回の練習にひとつだけテーマを決めてやってみることで、そこに集中することができ、あれもこれも、とやるよりずっとよい練習になる。
来年こそ質のいいクリアを打つためにすること
今年もいよいよ年末が近づいてきた。今年は昨年同様、1月に改善点をいろいろ書いて、直すべきこと、やるべきことなどをたくさんノートに書き綴ったのだが、来年もまたそれをやろうと思う。
書くことで自分の考えがまとまるし、クリアになる。そしてまた一年間それを元にして努力し続けることができるのだ。
やはり何かに記しておく、ということは大切だ。
それにしても、ああ、自分はいつになったら質のよいクリアが打てるようになるのだろう。努力しつづければ納得のいくクリアが打てるようになるのだろうか。時々自分で自分に疑問を持ってしまうこともあるのだが、一方で、いや、大丈夫、自分には必ずできる。と言い聞かせてもいる。
質のいいクリアを打ちたい、というのが、来年も持ち続けるテーマとなるだろう。質のよいクリアが打てるようになれば必ず自分の全体的なスキルも向上するはず。それを信じてまた来週も練習の日々だ。
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